case 80 337 どのように改良すればよいか? もし、ある機器や手法を使うことで最新の研究とアピールし、よい評価を ようとするのなら、それはやめておいた方がよい。付け焼き刃かどうか審査委 員はわかるものだ。流行(最新)の機器や手法を使うのなら、それを使う納得 できる理由や意義を示さないといけないし、これまでの研究である程度の経 があること、あるいは経験がなくとも準備が万端であることを示さないと、審 査委員の印象もよくない。 例文1では何を調べたいかという具体的な解析の内容、機器の所在、これ での使用経験の有無を加え、具体的にする。 例文2でも、どのような目的で何を調べるのかを具体的に記載し、RNA-seg の解析を外注することを書いておく。 改善例 例文1 DOS装置で測定した乳がんへモグロビン濃度の分子生物学的意義を、組織検体を用いて次世代シ ケンサーによる解析をする。乳がん患者の複数の検体を次世代シーケンサーで解析し、乳がん 遺伝子の変異がないか調べる。次世代シーケンサーは申請者が所属している研究機関が保有してお り、申請者もこれまでに使用した経験がある。 解析の内容、自分でやるのか外注するのか, 機器の所在,使用経験の有無などを加える 例文2 右腎を摘出したラットの左腎動静脈の血流を遮断して急性腎障害モデルを作製し、腎 ●陽性細胞を調製し、RNA-seqにより正常督細胞との発現遺伝子プロフィールを比較す り、〇〇陽性細胞が遺伝子発現レベルで正常細胞とは異なる細胞であることを示し、〇〇陽性 の機能的な特性を分子レベルで明らかにする。RNA-Segの解析は外注する予定であり、その経 上する。