12 その他(研究経費や図など) case 79 略語の種類が多すぎて 把握できない 理工系 生命科学系 医歯薬系 人文学系」社会科学系 複合領域系 331 重要度 ★★★類度 ★★★ どこがよくないか ①研究の学術的背景 多くの精神疾患に対して薬物療法と経頭蓋磁気刺激法(TMS: Transcranial m stimulation)が効果的な治療的介入であることが証明されており、米国精神医学会のガ は多くのうつ症状や不安障害に対する治療として、薬物療法とTMSのどちらかを治療の第一 て患者の好みにより提供するとされていることから、TMSは精神疾患の治療において重要な なっている。 生物学的指標を用いてTMSの効果を検討した研究としては、TMSによってうつ病患者の前頭前 側部と前部帯状回、社交不安障害(Social Anxiety Disorder; SAD 背内側部、強迫性障害 (Obsessive Compulsive Disorder; OCD) 患 の活動性が変化することが報告されており、TMSの治療効果がうつ病、SAD、OCDの脳活動における 変化としてとらえられることが明らかになってきた。また、神経性大食症(Bulimia Ner でも外側前頭前皮質と前部帯状回の機能不全が見られ、TMS後に脳活動が変化するという症例報告 ある。 (中略)しかしながらその一方で、TMSの効果を予測する指標についての研究としては、 Voxel-Based Morphometry (VBM)を用いた全脳の解析でOCDに対するTMS 前頭前野領域の体積の関連を示唆する報告があるものの、前頭前野に関心領域(Region of ROI) を置いた用手的体積測定によるgyrusレベルの解析や脳機能と組み合わせた検討は行われてお ず、うつ病、SAD、BNについては脳構造とTMSの治療効果の関連について検討した報告はまだされて いない。 memo