318 case 75 改善例 例文2 ①【研究の学術的背景】 骨代謝において、骨芽細胞と破骨細胞は中心的な役 割を演じている。破育細胞は末梢血中の単球/マクロ ファージから分化されることが知られているが、骨芽 細胞は骨髄内に存在し、末梢血中に存在するという概 念はほとんど知られていない。 我々は、野生型マウス大腿骨から髄単球を採取 し、マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)、炎 症性サイトカイン (INF, IL-6)刺激により骨吸収能 を有する破骨細胞様細胞を分化誘導することを報告 した。 そして、ヒト末梢血単核球において、破骨細胞様細 図のフォントサイズを本文と同じぐらいに大きくし、 本文と図のフォントを分けるため枠で囲む TNF, IL-6 = 末梢血中の 活性化骨芽細胞様細胞 骨芽細胞系細胞 末梢血中の骨芽細胞系細胞が、TNF,IL-6 などの炎症性サイトカイン刺激により活性 化骨芽細胞様細胞へ分化する。 この活性化骨芽細胞系細胞が、動脈硬化 の特徴である血管の石灰化に関与している 可能性がある。