316 case75 アドバイス 図表はできるだけ配置する大きさを決めてか ら作成しよう、図中の文字は本文と同じかやや 小さめのフォントサイズにする 添削例 例文1 ①学術的背景 注意欠如多動性障害(Altention deficit hyperactivity disorder: ADHD)は発達の水準に不相応で不適応な不注意や 多動性又は衝動性行動を特徴とする障害で、小児期に多く認 められる(本邦 2.5%)代表的な精神疾患である。成人期にも 約30%に症状が継続することが報告され、適切な時期に適 切な治療選択を行う必要性が指摘されている。米国児童青年 精神医学会の ADHDの診断と治療に関する臨床指針では、心 理社会的支援法と薬物療法を推奨している。本邦では、心理 社会的治療を行ったうえで、効果が不十分な場合に薬物治療 を行うアルゴリズムを推奨している。 塩酸メチルフェニデート治療 ペアレントトレーニング治療 効果 副作用 70%患児のADHD症状を改善 保護者の子育てストレスの有意 な軽減と自募心の向上、患児 の問題行動の改善 食数不振・睡眠障害・低身長・報告なし 薬物乱用など コスト コストは高くない 手間がかかり、コストが高い 日本では資格を満たし登録したトレーニングを受けた心理士・ 施行可能 な施設 医師が処方するが、登録施設 医師が行う必要があり、施行で は多い きる施設が非常に限られている 副作用がないが、時間的拘束 患者への副作用の点で負担があるが、が大きく、仕事をしている親 負担 時間的拘束が少ない 参加が困難 表1:薬物治療と心理社会的治療の比較 図の文字が小さすぎる 例文2 ①【研究の学術的背景】 骨代謝において、骨芽細胞と破骨細胞は中心的な役割 を演じている。破骨細胞は末梢血中の単球/マクロファー ジから分化されることが知られているが、骨芽細胞は胃 髄内に存在し、末梢血中に存在するという概念はほとん ど知られていない。 我々は、野生型マウス大腿骨から骨髄単球を採取し、 マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)、炎症性サイ TNF, IL-6 ・品 未血中の 活性化骨芽細胞様細胞 骨芽細胞系細胞 末梢血中の骨芽細胞系細胞が、TNF, 1L-6 などの炎症性サイト カイン刺激により活性化骨芽細胞様細胞へ分化する。 この活性化骨芽細胞系細胞が、動脈硬化の特徴である血管の 石灰化に関与している可能性がある。