294 case 68 アドバイス 申請者の研究遂行に必要な施設・設備がって いることをできるだけ具体的に書こう 添削例 裏づけがない、具体例をあげる ① 本研究を実施する研究施設は、K大学ならびに同大学院を中心として、F県T地区教育研究所も含 まれる。大学や研究所においては、本研究に必要な設備がほぼ備されているが、本研究で新たに必 要な機材をある程度購入する必要がある。 ② 本研究はK大学を拠点として実施し、協力校との連絡調整は良好に行える環境である。大学等の 研究機関の調整は、メールその他を用いて円滑に行える状況であるとともに、必要に応じて訪問可能 な環境にある。 客観的でない.具体的に書く なぜよくないのか? Case67でも書いたが【(2)研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を 含む)】を記述する理由は、「応募者の研究計画の実行可能性を示すため」であ る.この例文では必要な研究施設・設備が「ほぼ整備されている」と書かれて いるが、裏づけがなく実際の内容はわからない。また「協力校との連絡調整は 良好に行える環境」とあるが、あまり客観的ではない。 この部分では申請者の「研究環境」を具体的に記載する必要があるが、例文 は他の申請者の申請書に書かれていても通用する。もっとオリジナルなものを 書かないといけない。 どのように改良すればよいか? 申請者のオリジナルな「研究環境」を審査委員が客観的に判断できるように 具体的に書くこと、例文では、「必要な設備」や「新たに必要な機材」は具体 的に例をあげて説明する。「連絡調整は良好に行える環境」とある部分も、もっ と詳しく説明する.