290 case 67 アドバイス 研究環境はできるだけ具体的に詳しく書こう 添削例 本研究は、大きく分けて遺伝子改変マウスの作成と解析、慢性心不全モデルのin vitro, i の解析、DNP測定系の構築と、その患者検体への適応からなっており、最終的にDNPをター した心臓腫場への治療展開を目指している。これまでの研究で遺伝子改変マウスの作成および解析に ついては、すでに研究基盤がっている。DNP測定系については連携する共同研究先はすでに決定 ている。また、申請者は大学病院における循環器内科の責任者であり、解析対象の臨床検体の収集 ついても問題はない。遺伝子解析や細胞解析といった一般的な研究設備については、●●大学医学研 究科の共同実験施設に備されており、研究の遂行に支障はない。 主観的で現実味が薄い 具体的に書く なぜよくないのか? 【(2) 研究環境(研究遂行に必要な研究施設・設備・研究資料等を含む)】を記述する理由は 「応募者の研究計画の実行可能性を示すため」である。そのためには研究環境 について、できるだけ具体的に、そして審査委員が客観的に判断できるように 書かなくてはならない。 例文では、「すでに研究基盤が整っている」『臨床検体の収集についても問題 はない』『研究の遂行に支障はない』と主観的な書き方が目立つ.また『共同 研究先』が決まっているのに、それがどこなのか書いていない。