case 65 283 どのように改良すればよいか? 学会での発表内容が、今回の研究計画にどのように関連しているのか、ある いは研究計画のどの段階にあるものなのかなどを説明する必要がある。 学会発表も単にリストとしてあげるのではなく、その発表内容を簡単に説明 して、今回の研究計画にどのように活かされているのかを示す(case64参 また今回の研究計画に直接関係のない学会発表であっても、用いる手法が共 通であるとか、研究の進め方が同じであるとか、これまでの研究活動の経験か 今回の計画に応用できる場合はそれらも示すのがよい。 例文では、申請者の研究がどこまで進んでいて、それをどの学会で発表した か(発表するか)を加える。 改善例 (学会発表) 申請者らによるグレリン受容体の結晶構造に関してはまだ論文発表はないが、不活性型のグレリン 受容体の結晶構造についてはすでに解析に成功しており、その途中経過はいくつかの学会において報 告している。 1,「グレリン受容体の結晶構造解析による活性型グレリン認識機構の解明(椎村祐構、第 内分泌学会学術総会、2018年4月宮崎) この発表ではグレリン受容体の結晶化のためのコンストラ クトの設計や発現・精製について説明し、得られた不活性型のグレリン受容体の概略を解説した。 2,「グレリン研究のこれから」(児島将康、第36回内分泌代謝学サマーセミナー、201 王) グレリン受容体の結晶構造から推定されるグレリンのオクタン酸修飾基の役割について説明し た。 さらに本年6月にも日本蛋白質科学会において、グレリン受容体の立体構造から明らかになったア ミノ酸について、その変異実験の経過を発表予定である。 このように申請者らによるグレリン受容体の結晶構造解析についての研究は着実に進んでお 研究計画の実行可能性は十分にある。 学会発表の研究内容が、申請する研究計画にどう関連しているのか, 申請者の研究がどこまで進んでいるのかを具体的に説明する