case 64 .279 なぜよくないのか? 【(1)これまでの研究活動】では【応募者の研究遂行能力】を示さなければならな 従来の申請書の【研究業績】を書かせる欄について「必ずしも研究課題とは関 係のない業績を不必要に連ねたり」「単に『欄を埋める』ことが重要であるか のような印象を払拭する必要がある」などの意見があり(科学技術・学術審議 会学術分科会科学研究費補助金審査部会等における議論から),平成31 募の申請書からこのような記載内容に変わった。つまり発表論文などの業績を 単に並べるのではなく、申請者の研究遂行能力を示すために工夫して書きな いということだ。 例文では、従来の記載方法のままで、発表論文を順番に記載しているだけ で、なんの工夫もない。 どのように改良すればよいか? ただ論文のリストを載せるのではなく、申請者がこれまでどのような研究を 行ってきたのか、各論文の内容を簡単に説明して、申請者の「研究遂行能力」 を示す。論文はPubMedなどで検索できる情報があれば十分で、むやみに詳し く記載する必要はない(その分のスペースは「研究遂行能力」を示すことに 使う). 例文では、今回の研究計画に関する申請者の研究成果について、日本語の文 章とともに、発表論文を示す。また、自分の研究計画に必要なテクニックや手 法をこれまでの研究論文で使っているのなら、それを示せばよい。