case62.271 どのように改良すればよいか? 【本研究の目的を達成するための準備状況】は申請している研究計画が実現できるか どうかを判断する目安になる、そのため「準備状況」。特に初年度の研究計画 に対する「準備状況」は、しっかりと書いておかなければならない。「準備状 況」は具体的に書くこと。計画に必要な実験手技、機器類の保有状況や 法、解析方法などをきちんと書いて、この研究ならではの【本研究の目的を達成す るための準備状況】を具体的に説明する。 例文1では「準備状況」にリアリティが感じられるように、「使用予定の~ ノックアウトES細胞については、すでに勘立できており」などと具体的に説 明する。 例文2では、「基礎的検討」、「各種調査』,「授業実践の計画等』につ きるだけ具体的に書いていく。 改善例 これまでにどのようなことが “準備できている 例文1 のが”具体的に詳しく書く 設備備品については、現有の設備で研究遂行上、差し支えない。本研究において使用予定の およびPFCTコンディショナルノックアウトES細胞については、すでに立できており、か 作成により多能性を検証済みであり、準備は整っている。また、本研究で使用予定の抗体に関 は、STAT3およびTylタグは、免疫沈降、免疫染色、ChiP-qPCRにおいて検出できる で、実験遂行上問題はない。胚操作技術については、これまで申請者は核移植を含めた発生工学の技 術を用いて、多数の研究に貢献してきたことから十分に遂行可能な範囲と考えている。また、本申 課題では、公開済みの次世代シークエンスデータを活用するが、基本的な解析は申請者自身で遂行で きる準備はっている。より高度な解析が必要となった場合は、所属研究機関のバイオインフォーマ ティクス専門の研究員によるサポートを受ける事が可能な状況であり、複雑な解析に際しても対処で きる。これらのことから、本申請での実験系は円滑な研究遂行が可能な状態であると思われる。 例文2 申請者はこれまでの研究において、分担研究者とともに「推論と説明手法」の授業に 礎的検討を既に進めてきている。その基礎的検討では、「説明手法」を学習する以前の 学年の児童が行う「推論」の特徴を明らかにし、その結果から児童が行う「説明 タイプに類別することができることを示している。 また実際の算数・数学の授業において「説明手法」の能力を評価するための問題を予備的に作 成し、児童生徒の「説明手法」の基礎データを収集ずみである。さらに小・中学校教員の協力を 得てワークショップ形式で「評価者間頼性」に関する調査を行っている。 小・中学校教員の研究協力者(福岡、佐賀、大分の教員)は既に5名から実践授業の調査への 内諾を得ているなど、すぐに研究を開始できる準備状況である。