258. case59 アドバイス 前の欄に既出だからと省略せず,振り返りの意 味を込めて改めて書こう。戻って確認する審査 委員はまれ 添削例 例文1 【平成25年度 研究目的の 研究の範囲におけ .①行う。 まずは装置の改良を行う。研究目的の図に示した実験装置の改良版はすでに作成済みである。オン ラインでデータを収集するシステムの構築も完了している。(以下省略) なんのことだったか? 例文2 H26年度はLPLI対す AI 1授業を効果的にすると推測される5つの工夫とアクティビティのそ れぞれの効力を、試験的授菜を実施して学習者へのアンケートと英語テストにより測定、分析する。 なんの略語だったか なぜよくないのか? 例文1の「(2)」や『①』は、【(2)本研究の目的および学術的独自性と創造 記述に対応しているのだが、ここだけ読んでも,「(2)」や「①」がなんのこと かわからない. 例文2では「LPL』や「AL』と略語を使っている。これらは、「背景」や 「目的」の部分に略語の定義はあったのかもしれないが、【(4)本研究で何をどのよ うに、どこまで明らかにしようとするのかに読み移ったときに、その略語の定義をはっ きりと覚えている審査委員はまれだ。専門家が審査するんだから大丈夫じゃな いの?と思うかもしれないが、自分の専門とは少し離れた分野の申請書を チェックする審査委員のほうが多い。 審査委員にとって科研費申請書を読む時間は限られている。論文のように何 度もくり返して読むものと違って、申請書はそのまま一度きりで読み終えるこ ともあるかもしれない.その点を考慮した工夫があるとよい。