246 case 56 アドバイス 計画や方法でも特色は出そう。アイデアを整理 し,これまでの研究にはない点をしっかり見出 しておく 添削例 歯科心身症患者を対象として、薬物療法を行い、痛みや異常感の変化を評価する。また、治療 の患者のQ0L、心理・社会的負担の変化を測定する。同時に副作用等による脱落例も記録する。痛み や異常感、それぞれの症状に対する薬剤の至適用量、用量反応性について解析し、今後の臨床応用 備える。 あまりに内容が平凡。特色を出す なぜよくないのか? 研究計画・方法の内容があまりに平凡すぎる。試しに対象疾患を別のものに 変えても、文章がそのまま通じる(case36も参照)・一般的な方法で進める 場合でも、申請者の独自性、オリジナリティが出ていないのはよくない。 どのように改良すればよいか? どうしても今までにないような方法が浮かばない場合には、研究内容は同じ ままでも、見せ方・示し方を工夫することで、申請者独自の,オリジナルなも のにみせることもできる。全分野には応用できないが、平凡なものでも、書き 方や見せ方の工夫をせめて検討するということだ。 例文ならば今までにないような「痛みや異常感の変化を評価する」方法を書 く.「評価方法をスコア化する』「2次マトリックス化する」など、申請書に 記入する前に手書きでアイデアを視覚化して整理するのは有効だ(参考).