238 case54 アドバイス 論文発表・学会発表・本の刊行は研究計画の中 身ではない。そのためのデータを集めて分析 し何かを明らかにすることが研究である。成果 の発信は申請書に書かなくてもよい 添削例 例文1 ・論文の執筆段階(9月~3月) 資料に対する分析の結果を整理し、研究会または学会報告を行う。研究発表で受けた指摘に基づき、 論点を再検討し、論文を成する。さらに改正した論文を学会誌や所属大学の論集にお 学会発表,論文発表は成果の発信であり、 研究の中身ではない 例文2 平成31年度以降 (中略) 興味や関心についてアンケート調査を行う。さらに、アンケート調査の結果を解析して、本研究の教 材を完成させて教育効果や教材の活用方法を検討する。 研究終了後、成果をまとめて学会発表および研究論文を発表し、研究報告書を作成する。 なぜよくないのか? 誤解を恐れずにいうと、論文発表は研究計画の中身ではない。論文発表は研 究成果の発表や公表の手段として非常に大切だが、あくまでも研究計画に付随 するものだ。調査・研究そのものではなく、調査・研究の結果を受けてはじま るものである。その点を忘れずに. 論文発表と同じく学会発表や本の刊行も、研究を行ったことによる結果であ り、研究計画を主とすれば従にあたるものだ。