228 case52 どのように改良すればよいか? 「プログラム」「カリキュラム」「教材」「マニュアル」の開発・実施・検証で 重要なことは、開発のための基本調査の内容をしっかりと計画し、次に得られ た(得られるであろう)データをもとにした試案を提案し、そのうえで検証方 法を書くことである(case32も参照)・ 例文1のような質問紙調査(=アンケート調査)は、具体的な内容まで書く。 構想段階での質問項目でよいから、いくつかの項目をあげる。そうしてはじめ て調査内容に具体性が生まれる。質問項目の例を書くのが難しい場合はせめて、 アンケートの対象者は?何人くらいにアンケートを行う?調査内容をどのよ うに分析する?などでもよいので審査委員がイメージできる情報を足そう。 例文2は[教材のプロトタイプ」を具体的な内容まで書く、それは文章で書 かれたマニュアルのようなものなのか、あるいは図を使ったチャートのような ものなのか、あるいは項目とチェックポイントの〇とを記入する表のような ものなのか? 例文3はインタビューの内容(質問項目、対象人数、解析方法など)を必ず 書く、実際に行うインタビューの内容でなくてもよい。あくまでも計画段階の インタビュー調査でよい。どのような質問をするのか、その候補項目をいくつ かあげておく、そうやって詳しく書いていくことで、研究計画の具体性が生ま れる. 例文4はプログラムの概略を想像ができるように示す。その一部でもよいか ら、予備的な研究成果のなかで、試案としてプログラムを示したい。そうする ことで研究計画にリアリティが出る.どのようなプログラムなのか?例えば 運動プログラムであれば、どのような運動の組合わせか?教育プログラムで は、その教育内容は?少しでも具体的な中身を示す。例文4の場合、前年度 研究計画でかなり具体的な調査計画を提案しているので、そこを活かすべきだ。