case 50 2219 スの具体的な中身がわからない.データベースに記録する項目は?実際に申 請者はどのようなソフトを使って、どのような内容や機能のデータベースをつ くるのか?それを示さないとリアリティが出ず、現実感がない。 研究計画の内容はできるだけ詳しく書くこと、細部をおろそかにせず、細部 にこだわり、緻密に書く、その積み重ねがわかりやすい。理解しやすい内容に つながる.もちろんこの場合の「詳しく」は細かな実験条件(例えばPCRの 条件、酵素反応の条件など)ではなく、詳しい研究計画(例えば、AとBを対 象にPCRで比べるなど)である。 どのように改良すればよいか? 申請者自身は、自分の研究計画の内容については詳しく知っているため、つ い簡単に書いてしまいがちだ、しかし「炎症マーカー」と書かれてある場合, 審査委員は自分の知っている範囲のさまざまなマーカーを思い浮かべるだろ う.研究計画は読み手によらず意図が伝わるものにしたい。できるだけ具体例 をあげたり、解析方法ならばその詳細を書くようにするとよい。また「データ ベースの作成」を計画した場合、その中身を詳しく書く必要がある。例えば、 科研費の申請書の見本ではないが、国立環境研究所の侵入生物データベースを 例とすれば ・高次分類群 ・和名(学名) ・法的扱い ・由来 ・国内侵入分布 のような記述がほしい。研究計画こそ最も具体的に書き表したい箇所である。 そのため、細かいところまで注意して詳しく書く.それから何度も見直して、 不必要であるなら削ればよい。 例文1は炎症マーカーの例として『a1アンチトリプシン」『CRP』『各種サ イトカイン」などをあげておく、また、骨密度定量解析の手法名をあげる。 例文2も細部まで緻密に書く.「末梢血中から分離された細胞集団』につい て「real-time PCRによって解析する」『ALP染色、ALP活性を とを通じて、何を「確認」するのか、詳しく書く。 例文3にはデータベースに記録する項目を加える。