214 case 49 アドバイス 研究項目の詳細を書く前に,研究項目(実験)の 「目的」を書こう 添削例 (平成25年度) 1. マルチメディアの語学習得における役割と効果、 実践的授業への効果的利用への提言 リアルタイムの発表後、学習者が修正を行わなかっ この研究項目の目的が書かれて 気づいていたのに修正しなかった(できなかった) の 者にインタビューして解明していく。 いない.目的を簡単に書く なぜよくないのか? 例文は調査項目(研究項目)の内容を具体的に述べているが、その目的が書か れておらず審査委員には読みとりにくい。「目的」あってこその実験や調査である (case48も参照)。それぞれの研究項目の「目的」は何か、なぜ行う必要がある か,その研究項目によって何が明らかになるのかを書いておかなければならない。 どのように改良すればよいか? 論文を書くときには、次のように書く訓練を受けているはずだ。 「何を明らかにするためにこの実験・調査を行うのか?」→「どのような手 法で実験・調査を行うのか?」→「得られた結果は?」→「それによって、何 が明らかになったのか?」 申請書もこれと同じ流れで書くとよい。つまり「何を明らかにするためにこ の実験・調査を行うのか?」→「どのような手法で実験・調査を行うのか?」 →「得られる結果とその意義の予想は?」.ただし申請書の内容は未来のこと なので、結果とその意義は予想を書く。 例文では、個々の調査項目の「目的」を加える。詳しく書く必要はなく、簡 単でよい。「目的」あってこその実験や調査であることをしっかりと意識しよう. また「これによって実践授業の問題点を修正していくためのヒントが得られる』 と、この研究によって得られることを書き加える。