210 case 48 アドバイス 生計画の詳細の前に、年度の要約や「目的」 を書こう 添削例 【平成29年度】 ① TFCPによる自己複製に必須な遺伝子の転写制御機構 TFCPのコンディショナルノックアウト(cKO)ES細胞において、外来性TFCPのドキシサイ (Dox)依存性の人為的発現誘導系を構築する。この細胞を用いて、内在性TFCP遺伝 よびDox添加による外来性TFCPの発現誘導の組み合わせ条件において、OC14などの発現をqP 定量する。ChiP-qPCR法においては、自己複製に必須な遺伝子としてOCt4、Sox2、Na Esrrb、KI4、TFCPを、また、STAT3結合のコントロールとしてSOCS3遺伝子の合計 領域を調べる。これにより、TFCPによる自己複製に必須な遺伝子の発現がTFCP依存性か 明らかにする。 以下に②③と続く いきなり実験項目(研究項目)の詳細を書いている。 まずは計画の要約を書く なぜよくないのか? 例文では1(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか】の 『平成29年度』と書いて、すぐに実験項日(研究項目)ごとに研究の詳細を書 いている.この後も、ただ実験項目だけを順番に書いているだけで、その年度 には何を行うのかという全体像がつかみにくい。 これは科研費申請書によくある書き方のパターンであり、ほとんどの審査委 員はそのまま読み流してしまい。印象に残りにくい。