208 case 47 改善例 年度ごとに「目的」「具体的な手段・手法」 「予想される結果と意義」を詳しく記述する 【年次計画】 口1年目(平成25年度) 1年目は政府系企業ファンドの資金源、投資先、運用実績について英国の事例を調べ、現地調査を行 う。英国は国際投資の拠点であり、政術系企業ファンドの研究が活発なこと、政府系企業ファンドに ついての情報開示度が高いことなどが理由である。 データ収集:英国の政府系企業ファンドに関して資金源、投資先、運用実績などのデータを収集す る。そのための資料としては、政府系企業ファンドに関する書籍、論文、新聞・雑誌、データベース 等を使用する。 書籍:〇〇らや、BeAuxらによる「政府系企業ファンド」に関する書籍などに英国の政府系企業 ファンドのデータが多数収集されている。資金源や投資先などの記載を中心に資料収集を行う 論文:Pressler, Cohen, Greenhouse らによる論文など多数あ 実績についての詳細な分析などを中心に調べる。 新聞・雑誌:Financial Times や Economics などの新聞には有益な情報やデータ たかなり古い時代のデータから最新のものまで、寛子化されており、検索機能によって膨大な情 報を調べることができる。とくに運用実績などのデータを中心に調べる。 さらに英国のEconomics や British Economic Journal などの雑誌に 料が多い。これらも竜子版によって容易に検索を行うことができる。 データベース:上場企業の大株主のデータを収録した国内外のデータベースにより、英国の政府 系企業ファンドの運用実績のデータを得る。投資先企業については、開示された企業データベー スから情報を得る。とくに資金の拠出先、資金の流れ、運用方法、情報開示制度などについて調 べる。 海外調査:国内で得ることのできる情報以外の詳細な資料や開示されていない情報に関して、現地 の研究者の協力を得て調査を進める。特に政府系企業への融資やその企業の実績、投資先が公になら ない企業等の情報収集を行う。英国ロンドンは国際投資の拠点であり、政府系企業ファンドについて の研究実績が多いシティ経済研究センターやロンドン経済大学の研究者へのヒアリングを予定し、 諾を得ている。 【ヒアリングの内容】 ヒアリング対象者:シティ経済研究センターやロンドン経済大学の研究者を約12名(〇〇教授、 〇〇専任研究員など打ち合わせ済み) ヒアリングの項目:英国政府の政府系企業ファンドの資金源、融資先企業の情報(とくに政府系 企業や私企業への非公表の融資の実態)、運用実績の詳細、その他の開示されない情報について。 ヒアリング結果の分析:国内において事前に調査した以外の情報を中心に分析を行う。 以上の1年目の調査・研究から、次年度以降の日本、中国、中東諸国の政術系企業ファンドとの比 較分析のためのデータを得ることができる。