166 case 37 アドバイス 弱気な表現は極力避け強気な表現でアピール しよう。自分の研究に自をもって 添削例 例文1 本研究によって記憶システムの新しいモデルを提唱できる可能性がある。さらに、より上層に位置 する他の欲求処理との比較によって、欲求の階層構造に対応する記憶モデルを提案することができ 弱い表現 こちらは断定してる 例文2 なるべく直接訪問による聞き取り調査を実施するが、訪問による調査が難しい場合には、同様の 容による郵送アンケート調査も並行して実施したい。 必要か? 例文3 こうした対象に対して、本研究で用いる調査・研究手法は、インタビュー調査、質問紙調査、文献 調査であり、二見総花的調査方法になっているように見えるかもしれないが、むしろ、量的 調査方法を併用することによって、4者による協働の場の全体像が明らかになると思われる。 必要か?、 なぜよくないのか? 例文1の最初の文章では「提唱できる可能性がある』と控えめに書いている。 弱気にみえるうえに、次の文章では「提案することができる』と断定していて アンバランスである。 例文2も弱気な表現例である。 例文3は弱点をわざわざ記述している。 申請書で「可能性がある」「かもしれない」などの弱気な表現が多ければ、 本当にこの研究計画はうまくいくのだろうかと疑問をもつ審査委員も出てくる。