case 35 159 どのように改良すればよいか? このようなときには見出しを挿入し、内容を小分けにして書くとよい (case25は書くべき内容が違うだけで本質的な問題点は同一だが、この に内容ごとに区切らずわかりにくくなっている申請書は非常に多いのであえて くり返させてもらった). 例文では、「本研究の目的』「本研究の学術的独自性』「本研究の創造 分けて書くのが一案だ。 改善例 内容のまとまりごとに見出しを加える (2)本研究の目的および学術的独自性と創造性 (本研究の目的) 本研究は申請者らが発見して、これまで研究を行ってきた摂食調節ホルモンのグレリンについて、 オクタン酸の修飾基がどのようにしてグレリン受容体を活性型にするのか、それを解明するためのツ ールとしてナノボディの作製を行う。とくにグレリン受容体に対してリガンドと同じ働きを 体を活性化できるナノボディの作製を試みる。 (本研究の学術的独自性) ナノボディのスクリーニング方法として、申請者がグレリン発見に用いたアッセイ方法を応 る。これはグレリン受容体発現細胞にナノボディを作用させて、細胞内カルシウム濃度の上昇 レリン受容体を活性化するナノボディを選択する方法である。この手法はGPCR受容体の細胞外 インを認識し、受容体を活性型に固定するナノボディを選択する効果的な方法であり、今回のグレリ ン受容体以外の他のGPCRにも応用可能である。 (本研究の創造性) グレリン受容体などのGPCRに対するナノボディの作製はまだ十分には行われておらず 究でグレリン受容体を活性化するナノボディが作製できれば、他のGPCR研究にも応用でき、重要 研究ツールになる。ナノボディの研究ツールとして、結晶構造解明のための共結晶化タンパク の応用、免疫組纖染色での受容体の局在解明、GPCRに作用する抗体医薬としての展開など れる。