case 33 ・151 どのように改良すればよいか? 研究内容が臨床試験に近いものであっても、「研究目的」が臨床試験にな ないように注意して書くこと、また。たとえ将来的に産学連携につながるよう な研究であっても、科研費の提案段階では大学などに所属する個人研究者が中 心となる研究であると書く・ 例文1では、評価ではなく原因の解明に焦点を当てる。こうすると臨床試験 的なニュアンスが少しは抑えられる。 例文2では「医師主導の共同臨床試験」という言葉は使わないで、あくまで 治療効果を高めるための研究を行うことに主眼を置いた記述とする。同じ内容 でも、書き方の問題で受けとり方が異なる。 例文3の場合「密接な産学連携を構築し」をカットすればよい。 改善例 例文1 本研究の目的は、歯科心身症の発症の原因を解明したり、患者を分類し適切な診断を行える するとともに、薬物療法の有効性を調べることである。 「原因の解明」にフォーカスを あてた書き方にする 例文2 〇〇大学と〇〇医療センターの2施設で共同研究を実施し、DOS装置を用いた術前化学療法の早 治療効果モニターリングを行い、病理学的治療効果との相関についてFDG-PETとMRIの結果 る。 例文3 科研費以外の研究費を想起させる ような記述は使わない 本研究の具体的な目的として、これまでにない乳房計測に最適な計測システムを考案する。