148 case 32 開発できるとする。 例文4も「(教材開発のための)基礎資料(データ)を集めて分析すること」 を中心にして、研究目的は『中高生が日常の消費生活や金融活動に関して、将 来、より賢い経済行動を選択できるようになるために、どのようなカリキュラ ム内容が必要なのかを調べること」とする。そうやって得られたデータや分析 結果から、研究の展開(予想される結果と意義)として「教材の開発」ができ あがる. 改善例 例文1 「展開」にあたる内容を加える 本装置および画像解析の手法を用いて、その超徴形態を3次エレベルで観察することが可能になり、 骨形成に関与する細胞および組織の規則性について詳細に検証できる。これによってより効果的な背 再生療法につながると考える。 なお、例文1の『Dynamicに」はここだけ英語で違和感があるので、日本語 に置き換えた。 例文2 この内容をもとに、転写因子TFCPの過剰発現によってES細胞が血清条件で自己複製可能になるこ とを検証し、なぜES細胞が自己複製能を獲得し維持できるのかを明らかにする。 「展開」にあたる内容を加える 例文3 この研究は、高齢者が実際に介護の教育・運動プログラムに参加し、介護予防の教育や運動を 行って、介護の間題点を明らかにすることが目的である。これによって、高齢者の意見を取り入 介護予防教育プログラムを協同で開発することができ、従来の運動プログラムと比較して、その効果 を検証することができる。 「問題点を明らかにすること」を「目的」として、 「プログラムの開発」は「展開」とする 例文4 本研究の目的は、中高生が日常の消費生活や金融活動に関して、将来、より賢い経済行動を選択で きるようになるために、どのようなカリキュラム内容が必要なのかを調べることである。その成果 は、これまでに申請者が行ってきた、行動経済学の知見を取り入れた社会科における消費者の金融教 育の研究成果を基に、中学生~高校生までを見据えた新しい金融を中心とした消費者教育の教材の 発につながる。 「教材開発」が「目的」ではなく、「展開」となるように書き直す