case 21 099 なぜよくないのか? 例文1では文献を入れているが、【概要】には文献引用は必要ない。例えば論 文のサマリー(アブストラクト)にも、普通は、文献は入れない。 例文2では申請者の論文に関する『(In revision)」や『(未発表)」と 載があるが、【欄要】には必要ない。 例文3では、図は本文に入れればよく、ここには必要ない。研究計画全体の 流れを図にしている場合でも、その図は本文中に入れれば問題ない。 【概要】には下線や太字は「基本的に」必要ない。基本的にというのは、特に 重要なキーワードだけを強調文字にすることは、「あり」だと思うからだ、し かし限られたスペースに重要なところをまとめた【概要】に、一般には太字は必 要ない。文献もカットするとかなりのスペースの節約になる。その分、内容を よいものにすると審査委員としても助かる。申請書と学術論文とを比較するの は適切でないかもしれないが、論文のサマリーには太字、引用文献など含むだ ろうか(もちろんジャーナルによって例外はある)。また、【概要】に図は入れて もよいかという疑問もあると思う。もちろん入れてもかまわないが、【概要】は スペースも限られているし、私は、図は入れない方がよいと思う。 どのように改良すればよいか? 文献引用,太字、図などはここになくてよい。【概要】部分は論文のサマリー と同じものとみなそう. 例文1では文献引用はカットする。そのかわり文献引用は本文中に入れる。 特に本文中では申請者の論文はぜひとも引用して、研究計画が実現可能である ことを示すこと(case27参照). 例文2では『(In revision)」や、『(未発表)」などの記載はカ 例文2にはそもそもないが、すでに発表されている論文の引用も書かなくてよ い.発表済みの論文や投稿中の論文などは【本文】に書いておけばよい。そして 次の点にも検討を加えたい.まず下線太字の強調は必要なのか?また最初の 「マウス胚性幹(ES)細胞は、LIF 依存性に3胚葉への多分化能を維持 己複製するナイーブ型幹細胞である』の説明もこの分野では周知の事実.さら に最初の6行が研究の「背景」であり、残りの3行(ほぼ2行)が研究の「目