②研究目的、研究方法など:概要 case 18 「目的」と「背景」が分断されていて わかりにくい 理工系 生命科学系 医歯薬系 人文学系(社会科学系 (複合領域系 重要度★★★ 類度 ★★★ どこがよくないか 例文1 (概要) 本研究の目的は、学校給食を扱った教員養成段階における授業→教育実習→初任者研修の一連の ログラムを開発することである。食育の生きた教材とも言われる学校給食ではあるが、単に食事を提 供すればよいと誤解している教師もいる。教員予備軍や初任者に必要な指導を行わなくして、食育の 充実と継続は難しい。教員養成段階において学校給食を扱った授業を提供している大学は僅少である 給食を扱った授業については検討済みであり、今回は、教育実習及び初任者研修における給食 実態把握に努めるととともに、収集した事例を参考に給食指導に必要な力量形成を図る教員養成段階 から初任者研修に至る一連のプログラムを開発する。 例文2 (概要) 本研究の目的は、歯科心身症に対する薬物療法が有効かどうかの評価を行う。また、発症の原因や 患者の分類を行うことによって、適切な診断を行えるようにする。 歯科心身症は他覚的異常所見に乏しく、精神的な異常も認められないにもかかわらず、痛みや異常 感を訴える疾患である。本研究では歯科心身症患者を痛み、異常感の症状ごとに分け、どの症状に対 してどのような薬物療法がより有効であるか、用量反応性に関する検討を行う。また、なぜ歯科心身 症となるのか、発症の契機や症状を増悪させる原因の解析を行い、患者を分類する。さらに薬 を行う際に改善や悪化に関わる因子を解明し、それらの結果から、歯科心身症患者のQ0L向上に がる、より効果的な治療法と診断の確立を目指す。 例文3 (概要) 染纖品は職人が作り上げる日常品であり、商品として流通しているため、制作年代や制作地の特定 が難しい。本研究は、2世紀から12世紀に発掘された古代中国・都色の染織品と同地域か 殿・周の更紗を調査し、制作年・制作地の特定を行なう基礎研究である。この研究から、人から人、 地域へと広がる染織品の文様・技法が時代と共に変容する過程を読み解く。先行研究では都色の染織 品、殷・周の更紗それぞれ個別に研究されていたが、河南省郷州市で発掘された殿・周の更紗 都色と・周の結びつきを研究するものはない。本成果は美術史、歴史学、経済史などの研究に できる。 085 ,