084 case 17 改善例 例文1 本文から「背景」を抜き出して文章を整理する (概要) 日本が直面する超高齢社会において、歩行障害を来してリハビリを行う患者は急増している。そし て高齢者の歩行訓練のリハビリで、支援ロボットを使った例が多くなっているが、支援ロボットを現 場のニーズに合わせて持続的に改良可能なシステムはまだ十分に開発されていない。 本研究の目的は、歩行機能に障害をもつ高齢者のリハビリ訓練において、理学療法士による従来の リハビリ方法とリハビリ支援ロボットを統合し、支援ロボットが訓練方法を自動的に解析し持続的に 改良できるシステムを開発することである。本研究の成果は、他のリハビリ訓練へも広く応用でき 機能回復の向上へ貢献することが期待できる。 例文2 (概要) 世界の年金機構などの過剰流動性資金はリーマンショックの金融危機後も拡大している。これま 主要投資家であったヘッジファンドに代わり、年金機構が資金供給者としての役割を増し、投資対象 も株式から不動産、直接投資へと拡大している。そのため今後、年金機構が先進国企業の主要株主に なることで、役員選任・派遣など株主としての権利を行使することが予想される。しかし年金機構の 投資受け入れの制度面の研究は、日本では進んでいない。 本研究では、世界の年金機構について、ロシア・中東・中国等の主要な年金機構の投資戦略と、日 米欧市場などの投資受け入れ政策について調査する。制度設計が進んでいる英国との比較によって日 本市場の問題点が明らかになり、日本企業の今後に向けての企業統治の改革の参考になると考える。 例文2ではさらに、最後から2文目の『研究基盤を確立する」が具体的でな いので、何を研究するのかをしっかりと示すため、文章を工夫した。