072 case 15 アドバイス 「研究目的、研究方法など」の概要には「背景」 「目的」「展開」を書こう 添削例 例文1 目的 (概要) 以下の①と②を比較・考察することによりハロゲン化アルキル置換反応の基礎研究を行う。 ①実際のハロゲン化アルキル置換系を寛子スピン共鳴分光法で観測し、系の中に存在する 種のスペクトルを得る。 ②制街ハロゲン化アルキル置換によってモデルアルキル前駆体を合成し、そこから発生させ 方法 の明確なモデルアルキルを電子スピン共鳴分光法で観測することにより、①で観測した活性利 反応性、前末端基効果などについての情報を得て、ハロゲン化アルキル置換反応の基礎をする。 概要では、「方法」よりも研究の「背景」と「展開」を優先して書く 例文2 目的 (概要) 本研究では、主として近代英語期以降の英語受容者受動(二重目的語構文 (DOC)の受動化におい て受容者(Recipient) 項が受動態主語とされるもの(REC受動)、例: Mary John)) の通時的拡大過程を分析対象とする。分析を通して、以下の研究成果をあげることを目標とする。 (a) 近代英語期以降の動詞ごとのREC受動受け入れ状況を示す数量的データを提供する。 (b)本来、与格マーキングを受けていた Recipient 項の文法化がどのように進んだ 知見を入れながら解明する。 方法 (c) REC受動の成立過程において、構文ネットワークの拡大と抑制がどのように相互作用し つ かを示し、構文と文法化の関係について考察する。 「背景」や「展開」が書かれていない。 研究をとりまく状況は?研究で何がわかるのか? 例文3 (概要) 【全体構想】 地域コーディネーターの役割・ 非常によい工夫なのだが、「背景」が書かれていな い.見た目よりもまずは内容の充実をめざそう ら「総合的な学習の時間」を再 【具体的な目的】、 1) 「総合的な学習の時間」における地域コーディネーターの役割・機能の解明 2) 「総合的な学習の時間」において教職員と地域コーディネーターとが協働して単元開発・授業実 践するプロセスモデルの収集・分析・開発 3) 「総合的な学習の時間」において教職員が地域住民等と連携・協働する要件の解明