068 申請者のギモン6 慣用句や決まりきった言い回し 慣用句や決まりきった言い回しは使ってもいい のですか? どうしても使わなくてはならないとき以外は、使 わない方が無難である、慣用句や決まりきった 言い回しは、申請者の文章と合わないことが多 く、そこだけ浮いて落ち着かない感じがする。 どのような例がありますか? 最近の申請書からの例では、「管見の限り」「喫 緊の課題」「環境に優しい」「人に優しい」「敷居 が下がる」などがある. そのなかでも「管見の限り」という表現には意 外にもよく遭遇する。正直にいうと、申請書を 審査する立場になるまで「管見の限り」という 語は知らなかった。「管見」は、辞書を引くと 「自分の知識・見解・意見をへりくだっていう」 という意味であることが書かれているが、その 意味なら簡単に「申請者が知る限りでは」で十 分だと思う.「管見の限り」ではあまりに仰々し すぎ、重すぎる。 「喫緊の課題」も多い。これもやはり申請書では 重すぎる。「重要な課題」「解決すべき課題」で 十分である。