034 Case05 アドバイス 「概要」と「本文」の研究目的がはっきりと同じ 内容だとわかるようにすること、完全に同じ文 章でもよい 添削例 例文1 内容は同じなのに異なる研究目的にみえる (概要)に書かれた研究目的 本研究は、地域で展開されている自治会活動の事例を分析することで、住民主体の地域づくりを 進するためのコミュニティワークの要素や方法について明らかにする。 (本文)に書かれた研究目的: 本研究の目的は、地域の自治会活動における住民の主体形成の構築プロセスについて、地域で れている福祉実践の事例を分析を通して明らかにすることである。 例文2 概要の研究目的は2つにみえる (概要)に書かれた研究目的 本研究は腫場内の硫黄代謝細菌群を定量化し、硫黄代謝細菌群の多い腫場における腫瘍関連炎症に 関わる分子学的特徴を明らかにする。同時に腫場内の免疫細胞も評価し、硫黄代謝細菌群がもた 抗腫瘍免疫抑制作用を介した腫瘍増殖メカニズムを解明する。 ~(本文)に書かれた研究目的: 本研究の目的は、大腸がん治療の新規ターゲットとなり得る、硫黄代謝細菌群が関わる腫場増殖メ カニズムを明らかにすることである。 本文の研究目的は1つだけ なぜよくないのか? 「研究目的」は、申請者が何を「目的」として研究を行うのかを書いたもの である。当然、申請書全体にわたって「研究目的」は明確な1つのものである はずだ。ところが、【根要】に書かれた「研究目的」と【本文】に書かれた「研究 目的」が異なるものが実に多い.その異なり方は文章表現が少し違う程度のも のから、とても同じ「研究目的」とは思えないものまで、さまざまである。こ のように【概要】と【本文】に書かれた「研究目的」が異なったものになっている