case 04 -031 なぜよくないのか? 例文1の【概要】では具体的な目的として3点あげているが、【研究目的、研究 法など】の本文中では研究項目として『(1)~(6)」の6点あげており、 数が異なっている。 例文2も【概要】では『5点の研究を行う」とあるのに、本文中では3点しか書 かれていない。数が合わない! 【棚要】と本文中での項目の数が異なると、審査委員は混乱する。 どのように改良すればよいか? 研究目的や研究項目を書くときには、その項目の数や番号に対応する内容 を、申請書のどの部分でも同じになるように書くこと。 例文1は、基盤研究(C)に応募したもので、研究項目として3点あれば十 分 (case44参照)なので、6点を整理して3点にまとめる。 例文2では逆に本文の3点に合わせて【概要】を書き換える。 改善例 例文1 (概要)から抜粋 本研究の具体的な目的:(1)グレリン受容体に対するナノボディを作製する。(2)作製したナ ディのうちグレリン受容体を活性化するものを選び出す。(3)選択したナノボディを用いてグレリン 受容体を活性型に固定する。 (本文)から抜粋: グレリン受容体の結晶構造解析のために、アルパカのナノボディでグレリン受容体を活性型に固定 できるものを選択し、グレリン受容体と共結晶化させる。以下のように研究を進める (1) グレリン受容体に対するナノボディを作製する。 アルパカに免疫するグレリン受容体の抗原は昆虫細胞で合成する。リンパ球からファージディス プレイ・ライブラリを作製し、グレリン受容体に反応するナノボディを選ぶ。 (2)作製したナノボディのうちグレリン受容体を活性化するものを選び出す。 グレリン受容体発現細胞を使って、グレリン受容体を活性化するナノボディをスクリーニングす る。 (3)選択したナノボディを用いてグレリン受容体を活性型に固定する。 ナノボディを共結晶化に使って、グレリン受容体の結晶を作る。 (1) ~(3)の3点にまとめる