① 総論 case 01 これで完成!?文章が下手で 申請書の内容が頭に入ってこない 理工系 生命科学系 医歯薬系 人文学系●社会科学系) 複合領域系 重要度★★★ 頻度★★★ どこがよくないか (1) 本研究の学術的背景 ほ乳類から線虫やショウジョウバエなどのモデル生物まで、代謝調節や体温調節には共通の役 割を持つタンパク質が存在している。その中でもペプチドは中枢神経系や末梢組織での情報伝 物質として、代謝調節や体温調節のコントロールに重要である。申請者らはショウジョウバエか ら3系統5種類の新規なペプチドを発見して、そのうちCCHアミド2は機能解析まで進んでいる (Sano H. et al. PLos Genet. 2015)。このCCHアミド2 (Bombesin Receptor Subtype 3: この受容体のリガンドは不明で 亢進を示す)によく似たショウジョウバエの受容体 (CG14593)に作用するペプチドとして発見 されたもので、脂肪体(Fat body、哺乳類の脂肪組織に相当する組織)から分泌され、イン ンの分泌を刺激することによって代謝活動や体温調節に関与している。ショウジョウバエが食物 を摂取すると、脂肪体からCCHアミド2が分泌され、ショウジョウバエ脳内(ショウジョ ではインスリンは脳内から分泌される)のインスリン産生細胞に作用して分泌を刺激する。 これらのペプチドの受容体について、ほ乳類、ショウジョウバエ、線虫などでは、現在でも 容体に作用するペプチドが不明なままの受容体(いわゆるオーファン受容体)が数多く存在し これらの受容体の内因性のペプチドは生体内の代謝活動や体温調節を制御する未知のシグナル伝 達物質であり制因子であると考えられる。しかし、最近では哺乳類からの新規のペプチドの発 見はなく、研究は困難な状況に陥っている。 ,015 簡み