例文はさまざまな分野の実際の申請書からの抜粋を基本とした。いくつかの例文は私 自身の申請書を変更して使ったものもある。科研費の性質上、申請者が特定できないよ うにかなり変更を加えている。そのため、内容に関しては架空の化学反応・テーマ・語 旬になっている箇所がある.専門の方々には非常に違和感を感じる例文もあると思う が、ご容赦願いたい. 最後になるが、本書のアイデアを一緒に考えてくれた羊土社編集部の吉田さん、まと めにくい内容を一冊の本にまでもっていってくれた冨塚さん、そして例文のもととなっ た申請書を使わせていただいた多くの研究者に感謝する。 科研費の採択は年々難しくなってきている.しかし私自身が多くの申請者とワーク ショップなどで勉強した経験から言えることは、研究計画のアイデアをしっかりもった うえで、きちんと書いていれば、いつか必ず採択されるということだ。この本を参考に して、申請書をよりよいものに仕上げてほしいと思う.皆さんの検討を 2016年7月 児島将康