--- title: "付録2: 研究支援者のためのチェックリスト" book: 科研費申請書の赤ペン添削ハンドブック 第3版 chapter: 付録 pages: 367-369 images: page_0367.png ~ page_0369.png --- # 付録2 研究支援者のためのチェックリスト 他者の書いた申請書を添削する際に役立つ **2+25項目** を示します。 ⇒ 以下に関連する case を示すので、必要に応じて参考にしてください。 --- ## 全体のチェック箇所 - [ ] ぱっと見て、きれいかどうか。読みやすそうか - [ ] 適宜、図とか表があるか。文字ばかりでぎっしりと詰まっていないか ⇒ case 01 〜 case 14、case 72 〜 case 86 --- ## 申請書の記載項目ごとのチェック箇所 ### 【1 研究目的、研究方法など】 #### 概要 - [ ] 一度読んだだけで、内容が理解できるか - [ ] 難しい専門用語は本当に必要か - [ ] 研究の中心となる言葉(理系なら対象とする物質名など)の定義が書かれているか - [ ] 「背景」「目的」「展開」の三要素が書かれているか ⇒ case 15 〜 case 24 #### 本文:(1)本研究の学術的背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」 - [ ] 「研究の(歴史的)背景」が書かれているか - [ ] 研究テーマに関する申請者本人のこれまでの研究経過や成果が書かれているか - [ ] 何が「学術的「問い」」(未解明な点、解明すべきこと)なのか、しっかりと書かれているか ⇒ case 25 〜 case 30 #### 本文:(2)本研究の目的および学術的独自性と創造性 ※「目的」をアピールする大切な部分 - [ ] 「研究目的」は一度読むだけで理解できるくらいにわかりやすいか - [ ] 「学術的独自性」では、この研究がなぜ重要なのか、どのような意義があるのかが書かれているか - [ ] 「創造性」には、この研究の発展や応用が述べられているか ⇒ case 31 〜 case 39 #### 本文:(3)本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ - [ ] 「申請者ならではの」これまでの研究経験から着想されたものが書かれているか。他の研究者でも書くような一般的な着想ではないか - [ ] 「国内外の研究動向」において、適宜文献を引用して研究を紹介しているか - [ ] 申請者のこれまでの研究は、どのくらい意義があるのか書かれているか ⇒ case 40 〜 case 43 #### 本文:(4)本研究で何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか - [ ] 冒頭に研究計画全体の概略が書かれているか - [ ] 研究計画は年度(初年度と次年度以降)ごとに分けて書かれているか - [ ] 最初に、その年度の研究の概要が1〜2行で簡潔にまとめられているか - [ ] 研究計画には、個々の実験(調査)の「目的」が書かれているか - [ ] その実験(調査)で何が明らかになるのかが書かれているか ⇒ case 44 〜 case 61 #### 本文:(5)本研究の目的を達成するための準備状況 - [ ] 具体的な準備状況が書かれているか - [ ] この研究テーマに関して申請者による研究の進み具合が書かれているか - [ ] (必要なら)研究体制についても書かれているか ⇒ case 62、case 63 ### 【2 応募者の研究遂行能力及び研究環境】 - [ ] 論文のリストだけになっていないか - [ ] これまでの研究成果が、今回の研究計画に活かされていることが書かれているか - [ ] 学会や研究会での発表なども適宜、含まれているか - [ ] 研究環境は今回の研究計画を実行するのに十分であることをアピールしているか ⇒ case 64 〜 case 68