# AI_GUIDE: 科研費申請書の赤ペン添削ハンドブック 第3版 ## 書籍情報 | 項目 | 内容 | |------|------| | 書名 | 科研費申請書の赤ペン添削ハンドブック 第3版 | | 著者 | 児島将康 | | 出版社 | 羊土社 | | 総ページ数 | 391 | | 構成 | 12章・86 CASE・補遺2本・付録5本 | 本書は科研費(KAKENHI)申請書の添削事例をベースにした実践的ハンドブックである。86件の実際の添削CASEを通じて、申請書の典型的な問題点と改善方法を具体的に示している。各CASEには「修正前→修正後」の対比と著者のアドバイスが付されている。 --- ## 使い方ガイド(AI向け) ### 本ナレッジベースの活用法 1. **問題の特定**: ユーザーの申請書の課題に最も近いCASEを探す。章構成は申請書のセクション順(概要→背景→問い→目的→独自性→経緯→方法→準備→遂行能力→人権→その他)になっているため、該当セクションの章から探すと効率的。 2. **主題タグで横断検索**: 問題が「具体性の不足」なら `#具体的に` タグの23件を、「構成・レイアウト」なら `#レイアウト` タグの11件を参照する。 3. **詳細の参照**: 該当CASEのMarkdownファイルを開き、修正前・修正後の具体例とアドバイス詳細を確認する。 4. **補遺・付録の活用**: セルフチェックリスト(appendix1)や分野別CASE早引き表(appendix4)も併用する。 ### 主題タグ一覧(8種) | タグ | 意味 | 件数 | |------|------|------| | `#ふさわしく` | 申請書の各欄にふさわしい内容か | 25 | | `#はっきりと` | 意図・論点が明確か | 28 | | `#具体的に` | 具体性が十分か | 23 | | `#簡潔に` | 無駄なく簡潔か | 16 | | `#推敲のヒント` | 推敲・見直しの観点 | 33 | | `#レイアウト` | 視覚的な読みやすさ | 11 | | `#図表` | 図表の作り方・使い方 | 7 | | `#アピールする` | 強みを効果的に伝える | 19 | --- ## ファイル構成 本ナレッジベースは **95本のMarkdownファイル** + 本AI_GUIDEで構成される。 - **前付け**: 2ファイル(はじめに、本書の構成利用法) - **CASE本文**: 86ファイル(ch01〜ch12、各CASEに1ファイル) - **補遺・付録**: 7ファイル(補遺2本、付録5本) 全ファイルは `markdown/` ディレクトリに格納されている。 --- ## 章節目録(含アドバイス+主題タグ) --- ### 第1章 総論(CASE 01〜14) 申請書全体に共通する基本的な書き方の問題を扱う。文章の質、図の見せ方、レイアウト、キーワードの使い方など、分野を問わず該当する改善ポイントを14件のCASEで示す。 - **CASE 01** これで完成!?文章が下手で申請書の内容が頭に入ってこない (p.15-18) → 申請書は一度書いたら完成ではない。初めて読む人にも内容を伝えられるか意識して何度も書き直そう `#推敲のヒント` - File: `ch01_case01_文章が下手で.md` - **CASE 02** 図がわかりにくい (p.19-22) → 図は一目見てポイントがつかめるようシンプルにしよう `#簡潔に` `#推敲のヒント` `#図表` - File: `ch01_case02_図がわかりにくい.md` - **CASE 03** 箇条書きが多すぎてわかりにくい (p.23-28) → 箇条書きや見出し表記の種類は絞ろう。1~2カ所に限定して効果的に使い、数が多すぎるときは「・」を使ってシンプルに `#簡潔に` `#レイアウト` `#アピールする` - File: `ch01_case03_箇条書きが多すぎて.md` - **CASE 04** 概要と本文で研究項目の数が揃っていない (p.29-32) → 項目数や番号に対応する内容は、申請書のどの部分でも同じになるように書く `#ふさわしく` - File: `ch01_case04_研究項目の数が揃わない.md` - **CASE 05** 概要と本文で研究目的が異なる (p.33-36) → 「概要」と「本文」の研究目的がはっきりと同じ内容だとわかるようにすること。完全に同じ文章でもよい `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch01_case05_研究目的が異なる.md` - **CASE 06** 美しくない申請書は読むのが苦痛(1) (p.37-40) → 審査委員の目を意識して、常に読みやすいかどうか考えながら工夫しよう `#推敲のヒント` `#レイアウト` - File: `ch01_case06_美しくない申請書1.md` - **CASE 07** 美しくない申請書は読むのが苦痛(2) (p.41-44) → 審査委員の目を意識して、常に読みやすいかどうか考えながら工夫しよう - File: `ch01_case07_美しくない申請書2.md` - **CASE 08** 一文が長くて読みにくい (p.45-48) → 文章は短くしよう。2行を超える一文は分割する `#簡潔に` - File: `ch01_case08_一文が長くて.md` - **CASE 09** 具体的に何を指しているかがわからない (p.49-52) → 具体的な例をあげて詳細に書く `#具体的に` - File: `ch01_case09_具体的に何を.md` - **CASE 10** 指示代名詞が何を指しているのかわかりにくい (p.53-56) → 指示代名詞を使いすぎない。くどくてももとの名詞にすることも検討しよう。どうしても使う場合はどこにかかるか明確に `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch01_case10_指示代名詞.md` - **CASE 11** 強調したい部分が目立たない (p.57-60) → 本当に重要な1~2カ所だけを太字にしよう `#アピールする` - File: `ch01_case11_強調したい部分.md` - **CASE 12** 簡潔に書かれすぎて内容がわかりにくい (p.61-64) → 文章が長くなってもよいので丁寧に書こう。専門家でない人に説明するくらいの気持ちで `#具体的に` `#推敲のヒント` - File: `ch01_case12_簡潔に書かれすぎて.md` - **CASE 13** キーワードの意味がわからない (p.65-68) → 研究のキーワードが一般的ではない場合、その意味を最初に文章で定義しておこう `#はっきりと` `#具体的に` - File: `ch01_case13_キーワードの意味.md` - **CASE 14** 研究のキーワードが埋もれて重要度が伝わってこない(1) (p.69-70) → 理解に役立つキーワードはなるべく冒頭で提示しよう `#推敲のヒント` `#アピールする` - File: `ch01_case14_キーワードが埋もれて1.md` --- ### 第2章 概要(CASE 15〜24) 「研究目的、研究方法など」の概要欄の書き方を扱う。概要に盛り込むべき内容(背景・目的・展開)、不要な要素、キーワードの提示位置などを10件のCASEで示す。 - **CASE 15** 必要な内容が十分に書かれておらずわかりにくい(1) (p.71-76) → 「研究目的、研究方法など」の概要には「背景」「目的」「展開」を書こう `#ふさわしく` `#はっきりと` - File: `ch02_case15_必要な内容が不十分1.md` - **CASE 16** 概要とはいえ中身に乏しく具体的でない (p.77-80) → 何を調べたいのかという「目的」を第三者でもイメージできるように書こう `#具体的に` - File: `ch02_case16_中身に乏しく.md` - **CASE 17** 「背景」の記述が十分でなく解決すべき課題をつかみにくい (p.81-84) → 研究目的を理解してもらうため、どのような研究の状況(背景)で何を解決すべきかという「問い」をしっかり示そう `#はっきりと` `#具体的に` - File: `ch02_case17_背景の記載が不十分.md` - **CASE 18** 「目的」と「背景」が分断されていてわかりにくい (p.85-88) → 「目的」「背景」はそれぞれ1つにまとめてロジックを明確にしよう `#はっきりと` `#簡潔に` `#推敲のヒント` - File: `ch02_case18_目的と背景が分断.md` - **CASE 19** 唐突なはじまりで読みにくい (p.89-92) → 書きはじめには2つのパターンがある。迷ったら「本研究の目的は」or「背景」から書きはじめよう `#ふさわしく` - File: `ch02_case19_概要なのに読みにくい.md` - **CASE 20** 研究のキーワードが埋もれて重要度が伝わってこない(2) (p.93-96) → 理解に役立つキーワードはなるべく冒頭で提示しよう `#推敲のヒント` `#アピールする` - File: `ch02_case20_キーワードが埋もれて2.md` - **CASE 21** 概要には必要ないもの(1) (p.97-100) → 概要部分は論文のサマリーとみなそう。参考文献、未発表の表記、図はここになくてよい `#ふさわしく` `#図表` - File: `ch02_case21_概要に必要なもの1.md` - **CASE 22** 概要には必要ないもの(2) (p.101-104) → 概要部分は論文のサマリーとみなそう。太字、下線はここになくてよい `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch02_case22_概要に必要なもの2.md` - **CASE 23** 「目的」が埋もれていて見つけにくい (p.105-108) → 「目的」を目立たせよう。スペースがあれば文脈や意味の切れ目での改行も考える `#はっきりと` `#レイアウト` - File: `ch02_case23_目的が埋もれて.md` - **CASE 24** 科研費の目的としてふさわしいか(1) (p.109-112) → 「仮説」や「政策提言」を使うときは慎重に `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch02_case24_目的としてふさわしいか1.md` --- ### 第3章 背景(CASE 25〜28) 「本研究の学術的背景」欄の書き方を扱う。背景情報の適切な長さ、構成の仕方、目的との区別について4件のCASEで示す。 - **CASE 25** 「本研究の学術的背景」の解説が長すぎてわかりにくい (p.113-116) → 見出しを活用して分割し構成を明示しよう `#はっきりと` `#レイアウト` - File: `ch03_case25_背景の解説が長すぎ.md` - **CASE 26** 一般的な情報がないとわかりにくい (p.117-120) → 導入部には一般的な背景と解決すべき課題を書こう `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch03_case26_一般的な情報がない.md` - **CASE 27** 研究遂行能力が十分にアピールされていない (p.121-124) → 過去の業績を目立つ形で記載しよう `#推敲のヒント` `#レイアウト` `#アピールする` - File: `ch03_case27_遂行能力アピール不足.md` - **CASE 28** 「目的」「背景」が混在していてわかりにくい (p.125-130) → 「目的」「背景」はそれぞれ1つにまとめてロジックを明確にしよう `#はっきりと` `#簡潔に` - File: `ch03_case28_目的と背景が混在.md` --- ### 第4章 問い(CASE 29〜30) 学術的「問い」の提示方法を扱う。「問い」の位置づけと適切な長さについて2件のCASEで示す。 - **CASE 29** 「問い」がどこにあるのかわかりにくい (p.131-134) → 小見出しをつけて「学術的「問い」」を別項目で示そう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch04_case29_問いがどこに.md` - **CASE 30** 「問い」が長すぎる (p.135-137) → 「背景」と区別して「「問い」はこれだ」とはっきり示そう `#簡潔に` `#推敲のヒント` - File: `ch04_case30_問いが長すぎる.md` --- ### 第5章 目的(CASE 31〜34) 「本研究の目的」の書き方を扱う。目的の明確な提示、「目的」と「目標」の区別、科研費にふさわしい研究目的について4件のCASEで示す。 - **CASE 31** 「本研究の目的」がわかりにくい (p.139-143) → 冒頭に「目的」を簡潔に示し研究の内容をイメージしやすくしよう `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch05_case31_目的がわかりにくい.md` - **CASE 32** 「検証する」「開発する」だけでは研究目的としては不十分 (p.145-148) → 何が研究の本体であるかを整理しよう `#ふさわしく` `#具体的に` `#推敲のヒント` - File: `ch05_case32_検証する開発する.md` - **CASE 33** 科研費の目的としてふさわしいか(2) (p.149-151) → 科研費でしかできない研究者個人で行える研究目的をまとめる `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch05_case33_目的としてふさわしいか2.md` - **CASE 34** 「目的」なのか「目標」なのか、わからない (p.153-156) → 「研究目的」を2~3行で簡潔にまとめ「目標」はその下に補足情報として加えよう `#ふさわしく` `#簡潔に` - File: `ch05_case34_目的か目標か.md` --- ### 第6章 独自性(CASE 35〜39) 「学術的独自性と創造性」の書き方を扱う。独自性の見せ方、控えめすぎる表現の修正、ふさわしい内容の選別について5件のCASEで示す。 - **CASE 35** 「本研究の目的および学術的独自性と創造性」がわかりにくい (p.157-159) → 見出しを活用して分割し構成を明示しよう `#はっきりと` `#レイアウト` - File: `ch06_case35_独自性と創造性.md` - **CASE 36** この研究ならではの独自性や創造性がわかりにくい (p.161-164) → ユニークな点やオリジナルな点をしっかり認識して書こう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch06_case36_独自性がわかりにくい.md` - **CASE 37** 表現が控えめすぎて実現できるのか不安 (p.165-168) → 弱気な表現は極力避け強気な表現でアピールしよう `#ふさわしく` `#はっきりと` `#簡潔に` `#アピールする` - File: `ch06_case37_控えめすぎて不安.md` - **CASE 38** 「学術的独自性」としてふさわしいか (p.169-172) → 政策的なことは書かなくてよい。研究内容と関連の少ない説明はカット `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch06_case38_学術的独自性として.md` - **CASE 39** 自ら「独自性・創造性がある」といっても説得力がない (p.173-176) → 研究内容を具体的に書くことで独自性と創造性を示そう `#具体的に` - File: `ch06_case39_説明力がない.md` --- ### 第7章 経緯(CASE 40〜43) 「着想に至った経緯」と「国内外の研究動向」の書き方を扱う。オリジナルな着想の伝え方、研究動向と背景の区別について4件のCASEで示す。 - **CASE 40** 「本研究の着想に至った経緯」にオリジナリティがない (p.177-180) → 申請者のオリジナルな経験と研究から生まれた着想を書く `#具体的に` `#アピールする` - File: `ch07_case40_オリジナリティがない.md` - **CASE 41** 「本研究の着想に至った経緯」が平凡すぎる (p.181-184) → うまくいかなかったことから得られた着想を包み隠さず書こう `#アピールする` - File: `ch07_case41_平凡すぎる.md` - **CASE 42** 「関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけ」が具体的でない (p.185-188) → 具体的な文献などをあげて研究テーマに関する現状を示すこと `#具体的に` - File: `ch07_case42_位置づけが具体的でない.md` - **CASE 43** 「国内外の研究動向」と「背景」との違いがわかりにくい (p.189-191) → 「研究動向」には現在行われている研究を、「背景」には過去から現在までの流れを書こう `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch07_case43_動向と背景の違い.md` --- ### 第8章 何をどのように(CASE 44〜61) 「何をどのように、何を明らかにしようとするのか」欄の書き方を扱う。研究計画の構成、方法の具体性、研究項目の整理、締めくくり方など、最多の18件のCASEで示す。 - **CASE 44** 研究項目が多すぎて何をしたいかが散漫に見える (p.193-196) → 関連した項目をまとめシンプルにしよう `#ふさわしく` `#簡潔に` - File: `ch08_case44_研究項目が多すぎて.md` - **CASE 45** 必要な内容が十分に書かれておらずわかりにくい(2) (p.197-200) → 冒頭にもう一度「目的」を簡単に書いておこう `#ふさわしく` `#はっきりと` - File: `ch08_case45_必要な内容が不十分2.md` - **CASE 46** 方法論は具体的なのにわかりにくい (p.201-204) → 研究項目に番号をふろう `#はっきりと` `#レイアウト` - File: `ch08_case46_方法論は具体的なのに.md` - **CASE 47** 研究計画の内容が少なすぎる (p.205-208) → 研究項目ごとに「目的」「メソッド」「結果と意義」を書こう `#はっきりと` `#具体的に` `#推敲のヒント` - File: `ch08_case47_計画の内容が少なすぎ.md` - **CASE 48** 年度ごとの研究計画の詳細しか書かれていない (p.209-212) → 年次計画の前に年度の要約や「目的」を書こう `#はっきりと` `#簡潔に` - File: `ch08_case48_年度ごとの詳細がない.md` - **CASE 49** 研究項目ごとに計画の詳細しか書かれていない (p.213-216) → 研究項目の詳細の前に「目的」を書こう `#はっきりと` `#簡潔に` - File: `ch08_case49_項目ごとに詳細がない.md` - **CASE 50** 研究方法が具体的に何を指しているかがわからない(理系) (p.217-220) → 細部を緻密に書き具体性とオリジナリティのある内容を目指そう `#具体的に` - File: `ch08_case50_方法が不明_理系.md` - **CASE 51** 研究方法が具体的に何を指しているかがわからない(文系) (p.221-224) → 具体例をいくつか盛り込みイメージの共有ができる内容を目指そう `#具体的に` - File: `ch08_case51_方法が不明_文系.md` - **CASE 52** アンケート調査やプログラム作成の内容がないのでイメージできない (p.225-232) → アンケート調査の中身を具体的に書こう `#はっきりと` `#具体的に` `#推敲のヒント` - File: `ch08_case52_アンケート調査.md` - **CASE 53** データ分析の種類だけで内容がないのでイメージできない (p.233-236) → 分析手法の中身を詳しく書こう `#はっきりと` `#具体的に` - File: `ch08_case53_データ分析.md` - **CASE 54** 論文発表・学会発表は研究計画としてふさわしいか (p.237-240) → 論文発表は研究計画の中身ではない `#ふさわしく` - File: `ch08_case54_論文発表は計画か.md` - **CASE 55** たくさんの項目を文章だけで説明しようとしてわかりにくい (p.241-244) → 箇条書きや図表を活用して視覚的にもわかるように `#レイアウト` `#図表` - File: `ch08_case55_文章だけで説明.md` - **CASE 56** この研究ならではの特色がわかりにくい (p.245-248) → 計画や方法でも特色は出そう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch08_case56_特色がわかりにくい.md` - **CASE 57** 研究項目ごとの「予想される結果と意義」がない (p.249-252) → 項目ごとに「結果と意義」を書こう `#はっきりと` - File: `ch08_case57_結果と意義がない.md` - **CASE 58** 締めの言葉がなく完結した感じがしない (p.253-256) → 締めに「目的」をくり返そう `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch08_case58_締めの言葉.md` - **CASE 59** 前欄に戻らないと略語の意味を確認できない (p.257-260) → 省略せず振り返りの意味を込めて改めて書こう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch08_case59_略語の意味.md` - **CASE 60** 計画通りに進まないときの対応を考えていない (p.261-264) → 研究能力と関係しないものを「リスク」としてあげ対応策を具体的に `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch08_case60_計画通りに進まない.md` - **CASE 61** 誰に相談するかがあいまい (p.265-268) → 具体的な研究室/研究者名を書こう `#具体的に` `#簡潔に` - File: `ch08_case61_誰に相談する.md` --- ### 第9章 準備状況(CASE 62〜63) 研究の準備状況の記述を扱う。独りよがりな表現の回避と、準備の着手度合いの示し方について2件のCASEで示す。 - **CASE 62** 「準備状況」で独りよがりな表現が目につく (p.269-272) → 確立できていることや確認済みの事象を具体的に書こう `#具体的に` `#アピールする` - File: `ch09_case62_強い表現が目立つ.md` - **CASE 63** これから準備するのでは不十分 (p.273-276) → 準備はすでに着手しておこう `#具体的に` `#アピールする` - File: `ch09_case63_これから準備では不十分.md` --- ### 第10章 遂行能力(CASE 64〜68) 「これまでの研究活動」と「研究環境」の書き方を扱う。論文リストの活用法、研究テーマとの関連づけ、研究環境の具体的記述について5件のCASEで示す。 - **CASE 64** 「これまでの研究活動」に論文リストしか載せていない (p.277-280) → 各論文の内容を書いて研究遂行能力をアピールしよう `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch10_case64_論文リストだけ.md` - **CASE 65** 学会発表の情報が不十分 (p.281-284) → 内容を書いて「実行可能性」をアピールしよう `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch10_case65_学会発表の情報不十分.md` - **CASE 66** 申請書の研究テーマとの関連がない (p.285-288) → 簡単な説明を付けて「実行可能性」を示そう `#ふさわしく` `#アピールする` - File: `ch10_case66_テーマとの関連がない.md` - **CASE 67** 「研究環境」の書き方が主観的で具体性が不十分(1) (p.289-292) → 研究環境はできるだけ具体的に詳しく書こう `#具体的に` `#アピールする` - File: `ch10_case67_研究環境が主観的1.md` - **CASE 68** 「研究環境」の書き方が主観的で具体性が不十分(2) (p.293-296) → 施設・設備が整っていることをできるだけ具体的に書こう `#具体的に` `#アピールする` - File: `ch10_case68_研究環境が主観的2.md` --- ### 第11章 人権保護(CASE 69) 「人権の保護及び法令等の遵守への対応」欄の書き方を扱う。1件のCASEで具体的な記述方法を示す。 - **CASE 69** 「人権の保護及び法令等の遵守への対応」が中身に乏しく具体的でない (p.297-300) → 必要な承認の種類、個人情報などへの配慮を具体的に示そう `#ふさわしく` `#具体的に` - File: `ch11_case69_人権保護が不十分.md` --- ### 第12章 その他(CASE 70〜86) 申請書全般に関わるその他のテーマを扱う。研究経費、図表、文章表現、レイアウト、接続詞など幅広い17件のCASEで示す。 - **CASE 70** 「研究経費とその必要性」に必要性が書かれていない (p.301-304) → 経費として計上した根拠を具体的に示そう `#具体的に` - File: `ch12_case70_研究経費の必要性.md` - **CASE 71** なぜ海外調査が必要なのかがあいまい (p.305-306) → 海外の特定の場所でなければならない具体的根拠を示そう `#はっきりと` `#具体的に` - File: `ch12_case71_海外調査.md` - **CASE 72** 強調スタイルがいくつもありどこが重要かわからない (p.307-308) → 強調スタイルは1種類にしよう `#レイアウト` `#アピールする` - File: `ch12_case72_強調スタイル.md` - **CASE 73** 図や画像が何を示しているのかわからない (p.309-312) → 図には必ず説明をつけよう `#はっきりと` `#図表` - File: `ch12_case73_図や画像.md` - **CASE 74** 写真が不明瞭で意図がよくわからない (p.313-314) → 写真はモノクロになることを見越して作成する `#図表` - File: `ch12_case74_写真が不鮮明.md` - **CASE 75** 図表の文字が小さくて読みにくい (p.315-318) → 図表は配置する大きさを決めてから作成しよう `#はっきりと` `#図表` - File: `ch12_case75_図表の文字が小さい.md` - **CASE 76** 論文から流用された図は申請書ではわかりにくい (p.319-322) → 論文の図を申請書にはめ込んで違和感のないように工夫しよう `#簡潔に` `#図表` - File: `ch12_case76_論文から流用した図.md` - **CASE 77** 回りくどい表現、なくてもよい表現がある (p.323-326) → 具体性のない言葉はカットして説得力を高めよう `#簡潔に` `#推敲のヒント` - File: `ch12_case77_回りくどい表現.md` - **CASE 78** 主観的な表現、刺激する表現が目につく (p.327-330) → 余計な言葉や大げさな表現はカットしよう `#簡潔に` `#推敲のヒント` - File: `ch12_case78_主観的な表現.md` - **CASE 79** 略語の種類が多すぎて把握できない (p.331-334) → 略語は3種類くらいにしよう `#はっきりと` `#簡潔に` - File: `ch12_case79_疑問の種類が多すぎ.md` - **CASE 80** なぜ最新あるいは流行の機器を使うかがあいまい (p.335-338) → 最新であることよりもその手法を用いる意義を具体的に書こう `#具体的に` - File: `ch12_case80_流行の機器.md` - **CASE 81** 時事問題への配慮が足りない (p.339-340) → 時事問題への配慮・対応を記そう `#推敲のヒント` - File: `ch12_case81_時間問題.md` - **CASE 82** 表記が異なっており同じものを指すか違うものを指すかがあいまい (p.341-342) → 申請書内の用語は統一しよう `#ふさわしく` `#推敲のヒント` - File: `ch12_case82_表記が異なる.md` - **CASE 83** 「関連性」「関係」をもつのは何かがあいまい (p.343-344) → 何と何との関連性かを明記しよう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch12_case83_関連性関係.md` - **CASE 84** 「AとBを用いて、CとDを行う」はわかりにくい (p.345-348) → 文を2つに分けてそれぞれの関係を確認しよう `#はっきりと` `#推敲のヒント` - File: `ch12_case84_AとBを用いて.md` - **CASE 85** 雑なレイアウトで整った感じがしない (p.349-352) → 字下げや文頭揃えにも気をつかおう。数字は半角でプロポーショナルフォントを `#推敲のヒント` `#レイアウト` - File: `ch12_case85_雑なレイアウト.md` - **CASE 86** 不適切な接続詞を使っている (p.353-355) → 前後の文章の意味をよく考えてつながりに合わせた接続詞を使おう `#推敲のヒント` - File: `ch12_case86_不適切な接続詞.md` --- ## 主題別索引(付録5準拠) 本書の86 CASEは以下の8つの主題に分類されている。1つのCASEが複数の主題に属する場合がある。 ### ふさわしく(25件) CASE 04, 05, 15, 19, 21, 22, 24, 26, 31, 32, 33, 34, 37, 38, 43, 44, 45, 54, 58, 60, 64, 65, 66, 69, 82 ### はっきりと(28件) CASE 10, 13, 15, 17, 18, 23, 25, 28, 29, 35, 36, 37, 45, 46, 47, 48, 49, 52, 53, 56, 57, 59, 71, 73, 75, 79, 83, 84 ### 具体的に(23件) CASE 09, 12, 13, 16, 17, 32, 39, 40, 42, 50, 51, 52, 53, 61, 62, 63, 67, 68, 69, 70, 71, 80 ### 簡潔に(16件) CASE 02, 03, 08, 18, 28, 30, 34, 37, 44, 48, 49, 61, 76, 77, 78, 79 ### 推敲のヒント(33件) CASE 01, 02, 05, 06, 10, 12, 14, 18, 20, 24, 26, 29, 30, 31, 32, 33, 36, 38, 43, 47, 52, 56, 59, 77, 78, 81, 82, 83, 84, 85, 86 ### レイアウト(11件) CASE 03, 06, 23, 25, 27, 35, 46, 55, 72, 85 ### 図表(7件) CASE 02, 21, 55, 73, 74, 75, 76 ### アピールする(19件) CASE 03, 11, 14, 20, 22, 27, 37, 40, 41, 58, 60, 62, 63, 64, 65, 66, 67, 68, 72 --- ## 申請者のギモン(31項目) 本書の各所に掲載されている「申請者のギモン」コーナーの一覧。申請書作成時によくある疑問への回答が書かれている。 | No. | トピック | 参照ページ | |-----|----------|-----------| | 1 | 昨年度とほぼ同じ申請書 | p.018 | | 2 | フォント | p.026 | | 3 | ひらがなと漢字 | p.048 | | 4 | 長い修飾句 | p.056 | | 5 | 外来語 | p.060 | | 6 | 慣用句や決まりきった言い回し | p.068 | | 7 | 模式図か計画書か | p.076 | | 8 | リバイスch. in press | p.130 | | 9 | 図の記述 その1 | p.144 | | 10 | 図の記述 その2 | p.152 | | 11 | わかりやすい図 その1 | p.160 | | 12 | わかりやすい図 その2 | p.180 | | 13 | わかりやすい図 その3 | p.184 | | 14 | わかりやすい図 その4 | p.188 | | 15 | 行間 | p.200 | | 16 | (続) 行間 | p.204 | | 17 | 図の解像度 | p.212 | | 18 | タイトル欄 | p.216 | | 19 | フォントの大きさ | p.232 | | 20 | (続) フォントの大きさ | p.236 | | 21 | 見出しの工夫 | p.240 | | 22 | 図の情報の向き | p.260 | | 23 | 雇うという記述 | p.272 | | 24 | 学会参加 | p.284 | | 25 | 強調 その1 | p.288 | | 26 | 強調 その2 | p.292 | | 27 | 強調 その3 | p.296 | | 28 | 強調 その4 | p.300 | | 29 | スペースがないとき | p.306 | | 30 | 字下げ | p.322 | | 31 | 「しかし」か?「しかしながら」か? | p.338 | --- ## 補遺・付録ファイル一覧 | ファイル名 | ページ | 内容 | |-----------|--------|------| | `supplement1_申請書を書く基本.md` | p.356-360 | 申請書を書く、添削する際の基本原則 | | `supplement2_研究支援者の心構え.md` | p.361-362 | 研究支援者(URA等)が添削時に心がけるべきこと | | `appendix1_セルフチェックリスト.md` | p.363-366 | 申請者自身が提出前に使えるチェックリスト | | `appendix2_研究支援者チェックリスト.md` | p.367-369 | 研究支援者向けの添削用チェックリスト | | `appendix3_実際の添削例.md` | p.370-373 | 著者による実際の手書き添削の例 | | `appendix4_分野別case早引き.md` | p.372-373 | 理系・文系・医学系など分野別のCASE引用表 | | `appendix5_インデックス別アドバイス.md` | p.374-382 | 8つの主題分類ごとのアドバイス一覧 |