あるので、強調する個所は限定し、強調の基準も一定になるように意識する。 ■ 図のテイスト:論文や著書からのコピー&ペーストを極力避けて、申請書の ための図やイラストを作り直すことで、テイストを揃える。 3.10節削る・詰め込むテクニック #料研費のコツ 101あと少しの申請書を詰め込むテクニック まれに、申請書に空白が目立ちスカスカな方を見かけます。「人権の保護」など は無理に埋める必要はありませんが、研究計画や遂行能力の欄で空白があると、印 象はよくありません。研究計画やこれまでの研究がせいぜい数ページで収まるわけ はないので、書けないという人は何かを見落としています。少しでも採択率を上げ たいならば、ぴったり書いてください。 問題は多すぎる場合です。いきなりフォントサイズを小さくしたり、行間を詰め たりして収めようとする方が多いですが、それではわかりにくくなってしまいます。 安易に詰め込むのではなく、まずは内容を精査し、わかりやすさへの影響が小さい ところから試すべきです。 削る・詰め込む手順 内容の見直し 詰め込む方法は数多くありますが、まずは本当に必要な情報なのかを再検討する ことが最優先です。申請書の内容を段落単位でチェックし、「ここに書かれている 情報は、審査員がこの申請書を評価するうえで必須か?」という点に気をつけなが らチェックしてください。候補が見つかったら、その部分を削ってみて、審査員が 理解できるかを改めて考えてみます。審査員に100%理解してもらうことを求めな ければ、渡す情報は大幅に減らせます。 1.必要最低限の情報セットになったら、次は文章単位で表現を見直します。同じ 表現が異なる場所に繰り返し書かれていないか、2つの文章で言い方が違うだ けで、ほぼ同じ内容の文章が続いていないか、文章の統廃合は可能かを検討し ます。 また、文末は断定を避けたいという意識が強いとくどくなりがちなので、もっ とすっきりと表現できないかを意識して見直します。 2. 図が大きすぎる場合は、もっとすっきりとした図にして小さくできないかを考 えます。ほとんどの場合、審査員はそこまで詳細な図は求めていません。図の 206