「申請者は〇〇〇という理由から、〇〇〇を志望した」や「本研究は〇〇〇という 点で独自である」とすればもっとシンプルに書けます。 ちなみに、極力まで文字数を減らす努力をすると表現がシンプルになります。そ れを目指すためにも安易にフォントサイズを小さくしたり行間を詰めたりしてはい けません。 具体的に書く 曖昧すぎるために、結局のところ何がどうなのかがよくわからない申請書もよく 見かけます。シンプルであることと具体性に乏しいことは別の話です。 NG そこで本研究では、社会保障のあるべき姿を模索する。 NG 〇〇〇の検討を行う。 たとえば、上記の例では「社会保障のあるべき姿」「検討」が曖昧すぎて結局の ところ申請者は、何がどうなればよいと考えているのかがまったくわかりません。 あるべき姿とはどういったものなのかは人によって考え方が異なるでしょうから、 ここでの定義を具体的に書く必要があるでしょうし、どうやって模索するのか、ど うなればあるべき姿を模索したといえるのか、などについてもっと具体的に記述す べきでしょう。こうしたケースに該当する時は、申請者自身もよくわかっていない ことがほとんどですので、具体的に何をどうするのか、どうなればこの研究はうま くいったといえるのかについて事前にしっかりと考えておきましょう。 3.4 節ニュアンスを示す日本語作文テクニック #科研費のコツ #科研費のコツ #科研費のコツ 90: シンプルに言い切る 91ある・あったの法則 92語尾の微妙なニュアンスの 違いを意識せよ #料研費のコツ93個人の経験・感情を前面に出さない #料研費のコッ94口語を使わない、無駄に難しい言葉を 使わない 回りくどい表現 何かを断定するためには、それなりの根拠や覚悟が必要です。しかし、それを避 けた表現にすると曖味で何とも歯切れの悪い表現になってしまいます。 176