(10-7) 研究の適切性|そこで研究する必要性、メリット、意義 実際には勤務地など研究以外の価値を重視する場合も少なくありませんが、なぜ その研究室を選んだのかについては、個人的な事情はなるべく控え、研究を前に進 める理由や研究や社会に対する意義を書くようにしてください。よくある理由・意 義は以下の通りです。 ■ 近くに複数の研究機関があり、共同研究を進めやすい環境である。 ■ 研究室の主催者は研究業界の中心的な人物であるため、分野の研究動向を把 握しやすく、基礎研究を進めるうえで有利である。 ■ 共同研究施設、サービスが充実しているなど、高いレベルでの研究が可能で ある。 ■ 研究の最先端であるため、世界中から優れた同世代の研究者が集まっており、 多種多様な考え方に触れることのできる点や、共同研究を含めたネットワー ク形成に有利である点で優れている。 ■ ここにしかない独自の資料やデータベース、実験材料、技術、装置にアクセ スできるため、研究を進めることができる。 ■ 過去にも日本人の研究者を受け入れた実績があり、問題なく留学に関わる手 続きを進められ、スムーズに研究のスタートを切ることができる。 ■ 指導教員の教育には定評があり、申請者の研究を導いてくれる。 すでに長年の付き合いがあり、研究内容もよく理解してくれている。 受入研究室が大きな研究プロジェクトに採択されており、そのプロジェクト に申請者が関わることは申請者の研究を進めるうえで有利に働く。 (10-8) 研究の適切性研究室の選定理由(最後のアピール) 科研費は税金が原資ですから、自分の興味を満たすだけでなく、研究分野や社会 に対しての貢献があるとなお良いです。 OK こうした理由から、申請者は〇〇〇研究所の〇〇〇博士の下で研究を行 い、〇〇〇を発展させるための第一歩を踏み出すことを希望する。他国 多分野の研究者との積極的な交流やさまざまな視点による新たな課題発 見を通じて、〇〇〇分野の発展に貢献したいと考えている。 OK このように、〇〇〇研究室が強みを持つ〇〇〇と申請者がこれまでの研 究で培ってきた〇〇〇を融合させることで、新たな研究展開が期待でき る。また、〇〇〇研究室で得られる知識・技術・人脈を生かして、〇〇〇 研究と〇〇〇治療に大きく貢献したい。 138