よくいくケースは稀ですので、確実そうな計画とリスクの高い計画を組み合わせる ことで一定程度の成果を確保しつつ、うまくいけばかなりの進展が見込める計画を 立てるようにしましょう(④)。高リスクの研究が仮にうまくいかなくても、ここ までは大丈夫という担保があればリスクを取りにいきやすくなります。 OK うまくいかない場合には〇〇〇を行う OK すでに〇〇〇という予備的な結果を得ている のように、プランBを書くパターンだけでなく、予備データを書くことで研究の 方向性がおおむね正しい(正しそうである)ことを書くパターンもあります。いず れにしても、「審査員に指摘されるまでもなく申請者自身もリスクについては考え ており、その対策をしている」あるいは「予想されるリスクについては問題なさそ うだ」と示しておくことで、採択してもうまくいかないのではないか、という審査 員の不安を和らげる必要があります。 (8-1)研究計画|研究計画の見出し 研究計画の見出しには、研究内容がわかるような研究項目を書きます。 〇〇〇の{解析/解明/理解/開発/制御機構/局在解析/同定/調査/確立・・・〕 多くの場合は体言止めの見出しで、1行に収めます。 研究担当者名と役割を体制図に書いたり、研究の実施年度をタイムテーブルにま とめたりして研究計画や申請書の末尾につけることがありますが、かなりスペース を使ってしまいます。以下のように、研究計画の見出しの横にシンプルに書き添え るだけでも十分です。 0K 1. 000による〇〇の誘導機構の解明(令和〇年度) OK 1. 000による〇〇の誘導機構の解明|佐藤(申請者)、鈴木(研究分 担者) また、スペースが足りなくなってくると見出しに続ける形で本文を書きたくなっ てきますが、とても見にくくなるので、まずは内容の精査を行い、それでもダメな ら行間や文字間、図のサイズで調節できないかを考えた後の最終手段として行いま す。 104