学振 2 該当する項目:研究目的(2ページ目) 分量:3~6行程度 全体のページ数も限られているので、なるべく手 短に目的を書いて、研究計画や特色・独創的な点を 書くためのスペースを確保する。 内容:(2)背景・重要性、(3)少し前の状況、(4) きっかけ、((5)独自性・妥当性)、(6)現在の状況、 (7)研究目的、(8)研究計画、 「本研究では〇〇〇による〇〇〇の解明を目的とす る。さらに、〇〇〇を〇〇〇することを目指す」と いう「研究アプローチ+メイン目的+サプ目的」 が基本構成。 「本研究の目的」の要素 研究目的は長々と書かず、短く3~6行でまとめます。申請書を理解するうえ で鍵となるパートなので、太字で書くなど強調も有効です。目的はメインの目的に 加えて、サブ目的も書いておくと、リスク分散になり安定した計画になります。 たとえば「アンケートを実施する」や「〇〇〇解析を行う」のような手段を目的 として扱ってしまうと、これらを行いさえすれば、結果がどうあれ目的を達成した ことになり、この研究は成功したことになってしまいます。本来の目的は、アン ケートや〇〇〇解析という手段によって、事前に設定した仮説を検証したり、それ によって何かを生み出すことだったり、であったはずであり、これでは本末転倒で す。これは一般に、手段の目的化といわれているダメな例です。 また、以下のように非常に広く曖昧な目的だったり、その逆にすごく具体的で狭 い範囲しかカバーしない目的だったり、難しすぎたり簡単すぎたりするのもよくあ りません。 NG あるべき社会保障の形 NG 〇〇〇分子の〇〇〇番目のアミノ酸をAAAに置換したときにも機能が 保たれているか NG がんの完全撲滅 これらを避け、適切な難易度と具体性を持つ目的を設定する必要があります。 94