摘するものです。材料、技術、装置、アイデア、情報の蓄積など、何かが国内外の 他の研究よりも優れていないと、あなたに研究を独自なものであると評価する理由 がありません。多くの場合はそこまで特殊な材料、技術、装置などはありませんの で、アイデアの独自性で勝負することになります。すなわち、「これまではこ えられてきたけど、申請者はこういった理由で、こう考えた方がうまくいくと考え た」のような書き方になります。 OK 0〇〇については〇〇〇であることが示されてきたものの、〇〇〇につ いては不明のままである。これに対して本研究は、〇〇〇により〇〇〇 することで〇〇〇する初めての研究であり、〇〇〇を〇〇〇できる点で 独自性が高い。 のように、その他大勢の研究と比較して本研究はこうだから独自である、という主 張をすることになります。 (4-3) きっかけ|未解決・未実施であった理由 申請者が独自性を主張するとき、「本当に重要な問題で解決方法も存在している なら、誰かがすでにやっているはずである。それが未解決のまま残されているとい うことは、実はこの問題は重要ではないということを意味するのでは?」という審 査員の疑念があります。 もちろん、申請者はこの研究が重要だと思っているからこそ申請書を書いている わけで、審査員のこうした疑念はお門違いであると主張する一手です。重要ではな いから放置されてきたのではなく、取り組みたくても取り組む方法がなかった、あ るいは、そもそもそれが重要な問題だと認識されていなかった、から今まで放置さ れていたと書くべきなのです。これに答えるためのアプローチは大きく2つあり、 OK これまでは適切な手段がなかったので、誰もこの問題の解決に取り組め ていなかった。これに対して、申請者はこの問題を解決するための手段・ アイデア・予備データをもっており、(申請者しかできないという意味で) 本研究は独自である。 OK これまでは、(実はすごく重要なのに)これを重要な問題だとは誰も気づ いていなかった。申請者らは、本提案でこの問題の重要性を初めて指摘し、 解決のための道筋も示しているので、申請者らのこうしたアイデア(指摘) は独自である。 の2択です。 2.2 節 申 A B C D E F G K M N 87