ことではありません。思いついたアイデアがうまくいきそうだと考えるに至った経 緯を教えてくださいという意味での「着想の経緯」であり、予備的な知見や他の論 文などを引用しつつ根拠を説明してください。 OK 申請者のこれまでの研究から〇〇〇であることが示されており[引用文献]、 OK 〇〇〇では〇〇〇であることと[引用文献]、AAAがAAAであることを 考え合わせると[引用文献]、 また、研究がなされていない、報告が少ないなどは着想の経緯として、筋が良くな いにもかかわらず、しばしば見かけます。 NG これまでこういった方法では研究されてこなかったから、本研究は実施 する価値がある NG こうしたアイデアでの実施例は少なく、本研究でこれに取り組む このような理由は絶対ダメというわけではないのですが、かなり微妙です。他にも 研究されていないことは山ほどあるなかで、わざわさこのアイデアを試す理由とし ては非常に弱いです。他に何も理由を思いつかないのであれば書いておいてもよい かもしれませんが、推奨しません。 (5-2) 独自性・妥当性|研究のアイデア ここでは、どうすれば課題を解決・実現できると考えているのか、についての申 請者のアイデアをわかりやすく伝えます。他の方の申請書を読んでいると、まった <新しいアイデアは思いのほか少なく、選択しようと思えば選択可能なアイデ あることがほとんどです。新しすぎるアイデアは評価が難しいので、誰も見たこと のない革新的なアイデアを無理にひねりだす必要はなく、「少なくともその業界、 その分野では新しい」を目指すのは比較的楽な方法です。オズボーンのチェックリ スト(p.16-18)にある、転用あるいは応用を用いれば、他の分野でうまくいってい るアイデアを取り込めるので、審査員も評価しやすくなります。一般的には、 0K (〇〇〇を〇〇〇することで、)〇〇〇できると(考えた/着想した/考 えるに至った】。 のような形式で書きます。 とくに目新しいアイデアはなく、誰もが思いつくことを、誰もが思いつく方法で 研究するパターンも中には存在しますが、あまり参考にはなりません。そういった 2.2 節 申 A B C D E F G K L M N 79