また、申請者が研究分野の第一人者であり、客観的に見ても自分の貢献が大きい 場合は順番を変えて、以下のようにしてもよいでしょう。 OK これまで申請者らは〇〇〇を明らかにしてきた。他にも〇〇〇が〇〇〇 であることも報告されている。 一方で、以下のように、これまでの研究を無視するような記述は推奨しません。 視点を広くすれば必ず関係する研究はあるはずです。独りよがりの申請書と判断さ れないように関連研究は必ず調べておくようにしましょう。 NG これまで、本研究に関連した研究はまったく行われておらず、したがって、 関連する先行研究はまったく存在しない。 NG これまで申請者しか、こうした研究はしていない。 (5-1)独自性・妥当性|着想の経緯 背景とは別に「着想の経緯」について詳しく書く欄があるのであれば、ここは軽 い説明で構いませんが、他に「着想の経緯」を書く欄がないのであれば、ここで しっかり書いてください。本研究のアイデアが新しく、実現可能性が高いことを示 すための重要なパートです。 アイデアの価値は新しさにありますから、 ■これまでにできなかったことができる ■ 誰も思いついていなかったことを思いつく のように、「これまでは無理だったが、申請者だからできる(思いついた)」といっ た主張をすることになります。 そのためには、なぜ、申請者ならできなかったことをできるといえるのか、なぜ 申請者は誰も思いつかなかったことを思いつけたのか、についての説明が必要です。 よく、冗談で NG シャワーを浴びていたら、ふと思いついた NG 散歩をしていたら、急に思いついた などを「着想の経緯」として挙げたりもしますが、もちろんこれはダメです。突然 良いアイデアを思いつくことはたしかにありますが、聞かれていることはそういう 78