は、これまでの国内外の関連する研究動向を紹介します。「(B)背景と問い」や 「(D)独自性・独創性・特色」でもこれまでの研究を紹介し、これらは明確に書く 内容は互いに関連しており区別が難しいですが、大まかには以下のように役割が異 なっています。 表2.4 背景と問い、研究動向と位置づけ・着想の経緯・研究の意義、独自性・独創 性・特色の役割分担 これまでの研究を書く項目 (B)背景と問い (C) 研究動向と位置づけ・ 着想の経緯・研究の意義 (D) 独自性・独創性・特色 役割 ■ ■ 研究状況を説明するための、事実としての研究紹介 残されている課題を明らかにし、本研究の必要性を示すた めの研究紹介 例)これまではこうだったが、こんな問題が残っていた ■ ■ 着想の経緯、アイデアの確からしさを示すための根拠紹介 これまでの研究の流れの中で、本研究の妥当性や意義を示 すための研究紹介 例)これらが示されているから、こうできると考えた 例)本研究はこういう点で、こんな研究であるといえる ■本研究の独自性を示すための、比較対象としての研究紹介 例)これまではこうだったが、本研究はこうだから独自だ 何のために他の研究を紹介するのか、を意識しながら書き分けるようにしてくだ さい。何も考えずに書くと似たような内容になりがちですが、ほとんどの場合、同 じ内容を繰り返し書くほどのスペースの余裕はありませんので、意識して書き分け ることが重要です。 OK これまでに、〇〇〇は〇〇〇であることが知られている[引用文献]。さらに、 〇〇〇が〇〇〇に関わることも報告されている[引用文献]。(こうしたこと から、申請者は…・・と着想した) OK これまでの研究は主に〇〇〇であった。(これに対して本研究は…である) (3-3) 少し前の状況|自分の貢献 新しいアイデア(着想)を思いつき、それが実現可能であると判断した根拠を書 く際に、他人の研究だけを根拠とするのでなく、自分の研究成果に基づいていれば、 申請者ならではのアイデアであるという主張の説得力がさらに高まります。 OK これまで〇〇〇は〇〇〇であることが報告されている。{実際/さらに/ これに関連して]申請者らも、•・ のように、他人の研究に続ける形で自分の研究を畳みかけるのが基本構文です。 2.2 A B C D E F G K L M N 77