たとえば、以下のように、「現在の状況」には問題があることを示して現時点 下げることで、成功した時の伸びしろを確保する書き方はよくあります。 OK O〇〇については理解が進んだが、重大な〇〇〇についてはわかってい ない OK これまでに〇〇〇や〇〇〇が行われてきたが、〇〇〇についてはわかっ ていない また、その逆の書き方として、 OK これまで、〇〇〇については不明であったが、最近になって… OK これまでに〇〇〇が〇〇〇されており、〇〇〇が可能になった のように、現時点でもよいが改善の余地はあり、その意味で不十分だとすることも 可能です。 (6-2) 現在の状況|自分の成果 ここも「(6-1)現在の状況|他人の成果」と同様に、研究のスタート地点を示し 明確にするための役割を持っています。書くことがないのであれば省略しても構い ませんが、申請者(ら)がこの分野に貢献してきたこと、専門家であることをア ピールするためのチャンスですので、なるべく書いておくようにしましょう。他人 の成果を書かず自分の成果だけを書くと、独りよがりと受け止められかねません。 また、他人の研究と自分の研究の両方を書く場合には、両者の関係を意識して適 切につなぐ必要があります。 OK これまでに〇〇〇であることが示されてきた。申請者らも〇〇〇が〇〇〇 であることを…・・ OK 申請者らはこれまでに〇〇〇の〇〇〇を示してきた。これに対応するよ うに、〇〇〇においても〇〇〇が示されている。こうしたことから・・・ 研究課題の核心をなす「問い」 科研費における、研究分野の核心をなす学術的「問い」という項目は、何をどう 書けばよいのかがわかりにくく、苦戦している人が多い印象です。「問い」を書く 何を 2.2 節 申 A B C D E F G H K L M N 69