申請者(ら)も他の人たちと一緒になって研究を進めてきた OK 000は〇〇〇であることが示されてきた。申請者(ら)も、〇〇〇に より、〇〇〇の〇〇〇を明らかにしてきた[文献」。 このように書くことで、これまで他の研究者と同じ方向を向きながら研究を進め てきたことを示し、自分たちが専門家として研究の進展に貢献してきたことをア ピールできます。もっともオーソドックスなパターンです。 ただし、未発表データをここで示してしまうのはもったいないです。他にもっと 効果的に使える場所があるので、ここに書く内容は発表済みのものにとどめておく 方がよいでしょう。 他の研究者の研究方針や研究結果は実は間違っている OK 〇〇〇は〇〇〇であることが示されてきた。しかし、申請者らは〇〇〇 においては、むしろ〇〇〇であることを明らかにしており、•・ このように書くことで、これまでいわれてきたことが実は(部分的に)間違って おり、申請者らが新たに発見した、すなわち、申請者らには最新の知見や研究の先 進性、材料・装置・データ等の優位性があり、他の人ではなく申請者(ら)こそが この研究を行うのにふさわしい、ということをアピールすることができます。 (4-1) きっかけ|問題提起と弊害 すでに顕在化している問題については、研究を通じて問題解決を目指す必要があ ることはわかりやすいでしょう。この際のポイントは、複数ある問題の中から、な ぜこの問題に優先的に取り組む必要があるのか、について説得力を持って説明する ことです。 対象としている研究分野において、すべてがうまくいっており、誰も何も困って いないのであれば、もはや研究する余地はありません。そうではなく、 他の問題よりも優先度が高い 具体的な弊害が出ている(出そうである) といった理由があって初めて、他の問題ではなくこの問題に取り組む理由になりま す。「単に申請者がずっと研究してきたから」、「申請者が興味を持っているから」 ではすべての研究が該当するために差がつきません。 64