NG 我が国の年齢階級別の死因第一位および死亡率(人口10万対)は0歳か ら4歳が先天奇形、変形及び染色体異常(1,057人/10万人)であり、5 歳~9歳は…・(平成21年厚生労働省第8表死因順位(第5位まで) 別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合より) のような文章は、詳しすぎます。では、どの程度の情報量が適切なのでしょうか? どこまで書くかを迷った時は、「申請書をおおよそ(80%くらい)理解し・評価す るために、この情報セットは必要十分だろうか?」と問うようにしてください。ほ とんどの場合、審査員は分野外なのですから、限られた紙面、限られた時間のなか で申請者の研究内容を100%理解してもらうことは不可能ですし、審査員もまた 100%理解したいとは考えていません。多すぎる情報は、本当に重要な情報が何で あるかを見失わせてしまいます。審査員が背景ですめているのは、申請書を理解し 評価するうえで最低限必要となる背景知識です。決して、「審査員を教育 よう」、「すべてを理解してもらおう」などと思ってはいけません。 また、後の「現在の状況」も同じですが、ここではすべてがわかっている(わ かっていない)と書いてしまうと傲慢な印象を与えかねません(実際、そうした状 況は考えにくい)。ある部分はわかっているが、ある部分はわかっていないという 書き方が可能であり、そうすることで客観的な姿勢で取り組んでいることを印象づ けられるでしょう。 2つ並べて書く場合は最後に出てくる内容がもっとも強調されます。 OK 900については理解が進んだが、重大な〇〇〇についてはわかってい ない →わかっていないことが大問題だと考えている OK 9〇〇の全体像の理解はまだ不十分であるものの、〇〇〇についての理 解は進んできた ≥ →理解できている部分がある点を評価している このように書く順番によって読む側の印象は変わってくるので、申請者の意図に 沿った構成にしましょう。 (3-3) 少し前の状況|これまでの自分の貢献 今回の研究に関連して、申請者(ら)も研究分野や研究課題に関して貢献してき たのであれば、ぜひ書いておきましょう。ここの書き方は2つのパターンがあります。 2.2 節 A B G H K L M N 63