OK これまで地球は平らだとじられてきた(が、実際は球に近い)。 OK 〇〇〇には性差がないとされてきた(が、実際にはある)。 など「一般的にはそう考えられている(が、本研究ではそうではないといいたい)」 とか「これまでの捉え方(は不十分で、本研究では新しい視点を提示する)」のよ うな、本研究の価値を高めるための踏み台となる内容を書くパターンが多いです。 価値創造型の場合 次の「(4)きっかけ」でさらに前進するための現状認識にあたるので、 OK これまでにも地球は丸いことが確かめられていた(本研究では、より精 細に計測する) OK 脳の機能拡張というアイデア自体は昔から存在していた(が、本研究で はいよいよそれに挑戦する) のように、これまでの流れをさらに拡大・発展させるという内容を書きます。わ かっていること・示されていることを整理せずに、カタログ的に書き連ねることは 避けてください。 他と同様、研究目的あるいは研究計画と密接に関連していることだけに絞って書 き、何を書いてもいいわけではありません。たとえば、 NG リンゴは赤いことが示されていた。本研究では、リンゴの病気を効率的 に防ぐ方法を確立する。 と書くと、審査員は「リンゴが赤い」という内容に関連した申請書であることを想 定しながら読み始めます。しかし、実際の研究内容はリンゴの病気についてであり、 想定した内容と異なった内容を提示された審査員は肩透かしを食ってしまいます。 病気を防ぐ方法についての研究内容を理解するうえで、「リンゴが赤い」という情 報はまったく活かされていないばかりか、病気を防ぐ方法については触れられてい ません。 また、それとは逆に、関連しているからといって何を書いてもいいわけでもあり ません。 62