NG がんは、我が国において昭和56年より日本人の死因の第1位であり、そ の克服は重要である。こうしたことから、好きな色とがんになりやすさ の調査は喫緊の課題である。 このように、研究分野の重要性を示すことは必ずしも本研究の重要性を意味する わけではありませんが、申請者の研究が重要な分野の一部であり、本研究がそうし た分野の進展に貢献しうることを示す点でこのパートは重要であり、簡単でいいの で書いておきましょう。 (3-1) 少し前の状況|研究課題の背景 一般的な分野から一歩踏み込んで、本研究に直接関わる具体的な分野の話へと話 を進めます。ここは「(2)背景・重要性」と「(3)少し前の状況」の転換点であり、 話題が急に飛躍しないように気をつけながら、一般的な背景から具体的な背景へ、 研究分野全体の話から個別の研究課題の話へと、徐々に話を展開していきます。 さらに、この後の「(3-2)少し前の状況|これまでの他人の貢献」と「(3-3)少 し前の状況|これまでの自分の貢献」をもとに研究目的や研究計画が立てられるの で、それらの内容を理解し、評価するために必要となる背景説明をここで書きます。 具体的には、 OK{なかでも、近年、とくに、こうした中において、実際]、0〇〇は〇〇〇 であることが…・・ のように、適切なつなぎ言葉を入れ、広い話から自然な形で本研究の話へと範囲を 狭めていくとともに、その後の自他の貢献を理解するための背景を簡単に説明します。 「(2-1) 背景・重要性|研究分野の背景」と同様、ここも何を書いてもよいわけで はなく、申請書をだいたい理解し評価するうえで、最低限必要となる情報にとどめ ておくべきです。とくに具体的な研究の背景は申請者がまさにいま取り組んでいる ところであり、この部分を書きすぎている申請書を数多く見かけます。審査員が理 解できる申請書であることは、高い評価を受けるために最低限必要となる条件です。 (3-2) 少し前の状況|これまでの他人の貢献 他の研究者がこれまでにどんな興味を持ち、どんな視点から、どのような研究を してきたのか、その結果何が示されてきたのか(結論)、について書きます。 問題解決型の場合 次の「(4)きっかけ」での問題提起に向けた現状認識にあたるので、 2.2 節 申 A B C D E F G K L M N 61