的に事実であると考えられていることなどが含まれます。 これは、研究分野を定義することにほかならず、これから説明する研究課題は広 い意味において何についての研究だといえるのか?を審査員にわかりやすく提示 し、研究計画を理解するうえで必要となる背景知識を提示するためのパートです。 OK 0〇〇を意味する〇〇〇は〇〇〇である。 OK 0〇〇は〇〇〇{な/する疾患]であり、〇〇〇{を引き起こす/に関与 している/である」。 OK 〇〇〇は〇〇〇{し/により/することで/されながら]、〇〇〇{して いる/されている」。 審査員は申請者の専門分野に精通しているわけではないので、いきなり研究課題 についての具体的な話をしてもわかってもらえず、研究計画を正しく理解してもら うことにつながりません。まずは、より一般的な話から説明を始めて、審査員を 徐々に自分の研究課題へと導く必要があります(図2.3の砂時計を思い出しましょ う)。まずは、これから何の話をするのか、どのような現状なのか、申請書で重要 となる用語の意味や定義など、研究の全体像を最低限理解するために必要となる背 景をなるべく一般的なところから順を追って説明します。この時には、 ■ 想定される審査員にとってどこまでが説明不要で、どこから説明が必要なのか ■ 申請書を理解するために最低限必要な知識は何か を意識し、なるべくコンパクトに書いてください。どんなに重要なことでも今回の 申請書を理解するうえで不必要な内容であれば、書かない方がよいです。ややこし くなるだけです。申請書中で登場する要素の数は少なければ少ないほど理解しやす いという点を強く意識してください。場合によっては多少の正確性を犠牲にしてで も、話をシンプルにすることを優先することもありえます。 「背景だからすべての情報を盛り込むべき」、「事実であれば何を書いても などと考えるのではなく、 この内容は申請書の内容や研究計画の価値をだいたい(完璧にではない)理 解するのに必要だろうか? という観点から、書く内容を取捨選択してください。 2.2 節 申 A B C D E F G H K L M N 59