--- title: "3.6節 申請書で頻出のWordのテクニック" book: 科研費申請書の教科書 chapter: 第3章 申請書のデザイン pages: 181-184 images: page_0181.png ~ page_0184.png --- # 3.6節 申請書で頻出のWordのテクニック > **#科研費のコツ 96** 申請書で使えるWordのコツまとめ 本書では Microsoft 社の Office Word 2016 を用いて申請書を作成する場合について説明しています。本書を読むにあたって、まったく同じバージョンを使っている人は問題ありませんが、もっと新しいものや古いものなど多少バージョンが前後することがあるかもしれません。バージョンが変わっても本書の大半の内容は再現できるはずですが、古すぎるものや Word 以外の文書作成ソフトを用いている場合は、必ずしも同じ方法では実現できないかもしれません。 Word では、いくつかの初期設定をしておくとあとの修正が楽になります。申請書の Word 版の様式をダウンロードしたら、まずはこれらの設定を行いましょう。 ### 禁則文字の設定 特定の文字が行頭や行末にこないようにする処理を禁則処理といい、Word でも「禁則文字の設定」ができます。 > ファイル → オプション → 文字体裁 を開きます。 > 禁則文字の設定画面。「標準」「高レベル」「ユーザー設定」の3つから選択可能。行頭・行末禁則文字を設定できる。 「標準」「高レベル」「ユーザー設定」の3つの設定が可能で、行頭および行末に来ないようにする文字を設定できます。Word の初期設定では「標準」になっていますが、これを**「高レベル」に変更**しておきましょう。 > 禁則文字の設定「標準」 > 禁則文字の設定を高レベルにすると、行頭に「つ」などがう > つかり来ないようになります。 > 禁則文字の設定「高レベル」 > 禁則文字の設定を高レベルにすると、行頭に「っ」などがうっ > かり来ないようになります。 ### 勝手に箇条書きにならないようにする Word で文頭に「1.」や「(1)」を入力して改行すると、意図せず箇条書きに変更されてしまうことがあります。オートフォーマットが不要であれば、設定を変更しておきましょう。 > ファイル → オプション → 文章校正 → オートコレクトのオプション → 入力オートフォーマット を開きます。 「入力中に自動で書式設定する項目」にある**「箇条書き(行頭文字)」**と**「箇条書き(段落番号)」**のチェックボックスからチェックを外します。 > 「箇条書き(行頭文字)」と「箇条書き(段落番号)」のチェックを外す設定画面。 これで、勝手に箇条書きになる設定は解除されます。 ### 改ページ位置の自動修正をオフにする Word で文章を書いていると、まだ書けるのに段落や行が次ページへ送られてしまい、ページ下部に空白ができることがあります。 > 段落が一行だけの場合に次ページに送られてしまう問題の表示例。 > ホーム → 段落 → 右下隅の(段落の設定) → 改ページと改行 を開きます。 > 「改ページ位置の自動修正」の4つのチェックボックスをすべて外す設定画面。 「改ページ位置の自動修正」にある**4つのチェックボックスからチェックをすべて外します**。初期設定では、「改ページ時1行残して段落を区切らない」にチェックが入っているので、これを外します。 - 改ページ時1行残して段落を区切らない(W) ← チェックを外す - 次の段落と分離しない(X) - 段落を分割しない(K) - 段落前で改ページする(B) > 設定変更後、段落が次ページに送られず行が詰まった状態の表示例。