<応募者の研究遂行能力及び研究環境(つづき)> 基盤研究(C)(一般)6 【2 応募者の研究遂行能力及び研究環境(つづき)】 13. Sato T, Oishi K, Ida T, Kojima M. Suppressive e expression in the mouse pancreas. Endocr J. 2019 Oct 11. doi 14.Mifune H, Tajiri Y, Sakai Y, Kawahara Y, Hara K, Sato T, Nish T, Kojima M. Voluntary exercise is motivated by ghrelin, poss J Endocrinol. 2019 Oct 1. pii: JOE-19-0213.R2. グレリン受容体の結晶構造解明については、7年前から研究をスタートし、まずアンタゴニス トが結合した不活性型の構造解明に成功した。この成果に関する論文は投稿準備中であるが、す でにいくつかの学会でその内容を発表している。 •GPCRであるグレリン受容体の結晶構造解析による受容体活性化機構の解明 児島将康、2019年6月25日 第19回日本蛋白質科学会年会・第71回日本細胞生物学会大会 合同年次大会(神戸国際会議場) •グレリン研究のこれから 児島将康、2018年8月3日 第36回内分泌代謝学サマーセミナー(宮城県蔵王) また高活性型のグレリン受容体作成には、アミノ酸を変異させたグレリン受容体の活性測定な どの実験手法が必要だが、この点に関してこれまで様々な動物種においてGPCRを使ったリガン ド探索の経験を有しており、グレリン受容体の変異体作成や活性測定のメソッドをマスターして ニューロメジンU:機能未知だった神経ペプチドをオーファンGPCRのリガンドとして再発見 し、摂食抑制作用を持つことを明らかにした。 15.Kojima M, Haruno R, Nakazato M, Date Y, Murakami N, Ha Purification and identification of neuromedin U as an endoge GPR66 (FM3). Biochem Biophys Res Commun. 2000 Sep 24;276(2):4 CCHアミド1&2:ショウショウバエで発見したインスリン分泌促進活性を示すホルモン。 16. IdaT, Takahashi T, Tominaga H, Sato T, Sano H, Kume K, Terajima S, Nakamura Y, Mori K, Yoshida M, Kato J, Murakami N, M. Isolation of the bioactive peptides CCHamide-1 and CCHami putative role in appetite regulation as ligands for G protein (Lausanne). 2012 Dec 31;3:177. Trissin :ショウジョウバエから発見した機能未知の神経ペプチド。 17. IdaT, Takahashi T, Tominaga H, Sato T, Kume K, Yoshiz Murakami N, Miyazato M, Kangawa K, Kojima M. Identific peptide trissin, a ligand for an orphan G protein-coup Res Commun. 2011 Oct 14;414(1):44-8. このように研究代表者はグレリンに関する研究を継続して行っており、不活性型のグレリン受 容体についてはすでに結晶構造解明に成功した。その研究成果を活かすことで、グレリンが結合 した活性型のグレリン受容体構造の解明も可能になると考える。 (2)研究環境 グレリンに関するこれまでの研究によって、グレリンやグレリン受容体のサンプル、グレリン 受容体の複数のアゴニストとアンタゴニストなどの実験試料は整っている。 申請者が所属する研究所は、遺伝子組み換え実験を行うP1レベルの設備が完備されている。 また生化学実験や分子生物学実験を行う基本的な実験機器等も保有している。これらは、PCR装 置、電気泳動装置、微量分光光度計、インキュベーターなどである。細胞培養の設備に関しても、 クリーンベンチやCO2インキュベーターなど、現存のもので対応できる。 以上、応募者の研究遂行能力及び研究環境によって、今回の研究計画は十分に実行可能である。 (293