Q17 採択されたのになぜ研究費は満額支 A 科研費に採択されても申請額が満額で支給されるわけではない。平均して申 請額の7割くらいしか交付されない.この割合が充足率(応募額に対する配分 額の割合)である。充足率は毎年平均70%くらいで、申請課題によって若干の 差があるが、ほとんど変わりはない。なぜ充足率というものが設定されて申請 額からその割合の金額が引かれるのかは、いろいろ調べてみたけれども結局わ からなかった。しかし、もし充足率が100%であって、科研費の総額が変わら なければ、その分採択率が低下することになる。現在の科研費総額と採択率の 狭間で、均衡を保った結果がこの充足率だといえる。 挑戦的研究においては、「応募額を最大限尊重した配分を行う(平均充足率を 100%とする)」ことが謳われている。実際に和6年度の挑戦的研究(芽) 1課題当たりの初年度配分額は226万6千円と、平成28年度の挑戦的萌芽研 発の134万8千円に比べて大きく増加している(基金化分の初年度の申請額と しての比較)。期間でのトータルの配分額でも、挑戦的究(開拓・芽) では満額のものが多い。 Q18 充足率はどのように決まっているのか?また人件費 などの費目によって充足率は異なるのか? 「Q17採択されたのになぜ研究費は満額支給ではないのか?」に書いたよう 足率がどのように決まっているのかは、よくわからない。基盤研究の種目など で、研究課題によって充足率は少し異なっているので、総合点で上位のものは 充足率が高いのではないかと思う。 また、研究経費の費目ごとに充足率が異なっていることはなく、研究費の総 額に対して充足率が計算される。 279